天然ガス火力発電とは? わかりやすく解説

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天然ガス火力発電

読み方:てんねんガスかりょくはつでん
別名:LNG火力発電

液化天然ガスLNG)を燃焼させてエネルギーを得る発電所

天然ガス火力発電では、ボイラー高温高圧蒸気生む蒸気タービン発電方式の他に、ガス燃焼時の膨張力を利用してタービンを回すガスタービン発電方式利用される両方式を併用するコンバインドサイクル発電多く採用されている。

火力発電燃料には、主に石炭石油・天然ガス3種類の化石燃料利用されている(ごみ発電のような例外的な方式もある)が、天然ガス石炭石油比べる二酸化炭素排出量が比較少ない点や、石油のように産出国限定されておらず、分散供給が可能であるなどのメリットもある。

国内電源構成発電方式)における天然ガス火力発電による発電量の割合は、2000年代以降増えつつある。資源エネルギー庁2012年2月公表した資料によれば1980年度には全体の15.4%であったが、2000年度には22.2%、2010年度には29.3%となっている。ちなみに石炭火力発電1980年度4.5%から2010年度の25.0%まで増加している。

2010年代以降シェールガス採掘燃料利用実現化され、米国天然ガス生産量増大するなどしており、天然ガス火力発電のさらなる比率増大見込まれている。

関連サイト
火力発電について(事務局提出資料) - 資源エネルギー庁



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