閉鎖計画と運転再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 12:03 UTC 版)
「ジェームズ・A・フィッツパトリック原子力発電所」の記事における「閉鎖計画と運転再開」の解説
2015年11月2日、エンタジーはジェームズ・A・フィッツパトリック原発が採算に合わなくなったため閉鎖すると発表した。同原発は運転実績が非常に良好で、2034年まで(運転開始から60年間)の運転も認められていたが、シェール革命および原油安により天然ガス火力発電の発電コストが安価になったため、原子力発電の優位性が失われたのが理由であった。エンタジーのレオ・デノールトCEOは発表の中で、「我々の商用発電所は卸電力価格の下落傾向や不利な市場環境に直面しており、資産の評価を行っている。市場環境を考慮するとフィッツパトリック原発は閉鎖せざるを得ない」と述べた。 エンタジーは2016年2月18日には正式な閉鎖日を2017年1月27日に決定したと発表していた。しかし、2016年8月にエクセロンがジェームズ・A・フィッツパトリック原子力発電所を購入し運転継続する計画を発表、2017年3月に運転再開と購入手続き完了を果たした。
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