その後の検証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:49 UTC 版)
著述家のリチャード・スズマンスキーは、一連のキルリアン写真を調査する中でフィルムに触れる指の表面積とそれの圧力によってコロナの大きさが変わることに気づいた。加えて科学者のジョン・ピーヘックらのチームが更に実験・検証したところ、キルリアン写真に写るコロナの大きさや形を決定付けるのは被写体の健康や気分には無関係で高電圧と湿度に拠る効果であると発表した。 なお、生体からの水蒸気発散を捉えることが出来るため、ロシアでは癌の発見に利用する研究が行われている。 切り取った木の葉を写すと元の木の葉の形が映る「ファントムリーフ現象」の実在を旧ソ連の研究者がx主張しているが、再現には殆ど成功していない。切り口から元の葉と似た形に広がった水蒸気が輪郭状になるのではないかという説や、完全な形の木の葉を電極板の上で切り取ったために水分が電極板に残っているなどの説がある。
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