せめ‐て
[副]《動詞「責(せ)める」の連用形に助詞「て」の付いたもの》
1 不満足ながら、これだけは実現させたいという最低限の願望を表す。少なくとも。十分ではないが、これだけでも。「—声だけでも聞きたい」「—10歳若ければなあ」
2 しいて。無理に。
「霧ひとへ隔たれるやうに透きて見え給ふを、—絶え間に見奉れば」〈更級〉
4 非常に。きわめて。
せめ‐て【攻(め)手】
攻めて、責めて
「せめて」の例文・使い方・用例・文例
- 禁煙が無理なら,せめて量を減らしては?
- 一人でいかなくちゃならないなら,せめてタクシーに乗れよ
- せめてみんながこれを信じることができれば。
- 私はたとえ彼らのようになれなくても、せめて目の前の人を助けたい。
- せめて皆さんのために努力をしたい。
- 君らしくないかも知れないが、せめて礼儀くらい守ったらどうだ。
- 今朝は髪の毛が撥ねてるんだ。せめて手鏡を貸してくれ、そこの引き出しにしまってあるだろ。
- 「そうそう。せめて2階にも増やして欲しい・・・ってなんでお前がここにいる!?」「なんでって、そんなん決まってるやんか。一緒に連れションするためや」
- 彼はせめて謝ってくれてもいいのに。
- 誰かが手伝ってくれたら、せめて「ありがとう」ぐらいは言ったって良さそうなものだったのに。
- 君は全部のドアを施錠するか、せめて閉じるべきだった。
- 一日にせめて二回は歯を磨くべきだ。
- せめて病気のときぐらいはお酒をのまないぐらいの分別を持つべきだ。
- せめて日常会話ができるくらいになりたい。
- せめて謝ってくれてもいいのに。
- せめてあと十分待ってくれませんか。
- じゃ、せめてテーブルの準備でもしましょう。
- せめて悪かったぐらいは言ってもよさそうなものだ.
- せめてもう 1 日お泊まりなさい.
- せめて葉書の 1 枚くらいよこしてもよさそうなものだ.
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