じょうほうしゅうしゅうえいせいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 宇宙 > 衛星 > じょうほうしゅうしゅうえいせいの意味・解説 

情報収集衛星

読み方:じょうほうしゅうしゅうえいせい

地球周回軌道から地上観測し情報収集を行う人工衛星


情報収集主な目的として防衛安全保障上の目的がある。そのため、情報収集衛星は「事実上偵察衛星」と呼ばれるいわゆる偵察の他にも、大規模災害発生時に被災地の状況確認する用途など想定されている。

情報収集衛星には「光学衛星」と「レーダー衛星」の2種が主に使用されている。それぞれ観測方式異なり相互に補完する位置づけとなっている。

日本政府2011年に「光学4号機」を、同年12月に「レーダー3号機」を打ち上げ、共に成功した。これによって昼夜安全保障上の情報収集促進することが期待される

じょうほうしゅうしゅう‐えいせい〔ジヤウホウシウシフヱイセイ〕【情報収集衛星】


情報収集衛星(じょうほうしゅうしゅうえいせい)(spy satellite)

地上様子上空から探るための人工衛星

上空周回軌道から望遠カメラ地上様子撮影しさまざまな情報収集する人工衛星のこと。主に、軍事防衛といった安全保障目的使われる偵察衛星ともいう。

アメリカ旧ソ連による冷戦本格化した1960年代から、敵陣情報集め目的で、これまでアメリカだけでも1000機以上も打ち上げられた。現時点の情報収集衛星の最高性能は、地上にある10センチメートルほどの「もの」を見分けることができる。

日本では1998年北朝鮮テポドン(ミサイル)発射したことを契機に、情報収集衛星の導入求める声が高まったこれまでアメリカから送られてくる情報頼りにしていた日本政府は、北朝鮮核兵器開発日本海での不審船などの情報自前収集できるようになる期待している。

(2003.02.24更新




じょうほうしゅうしゅうえいせいと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

じょうほうしゅうしゅうえいせいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



じょうほうしゅうしゅうえいせいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2025 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
時事用語のABC時事用語のABC
Copyright©2025 時事用語のABC All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS