ごじっぽひゃっぽとは? わかりやすく解説

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ごじっぽ‐ひゃっぽ〔‐ヒヤクポ〕【五十歩百歩】

読み方:ごじっぽひゃっぽ

戦闘の際に50逃げた者が100逃げた者を臆病だ笑ったが、逃げたことには変わりはないという「孟子梁恵王上寓話から》少しの違いはあっても、本質的には同じであるということ似たり寄ったり。「10遅刻15分遅刻も—だ」


ごじっぽひゃっぽ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 10:32 UTC 版)

成句

(ごじっぽひゃっぽ、ごじゅっぽひゃっぽ

  1. 程度はあっても、二つとも短所が同じであること。

発音(?)

ご↗じっぽひゃ↘っぽ
ご↗じゅっぽひゃ↘っぽ

出典

白文

孟子対曰、「王好戦 請以戦喩。填然、鼓之、兵刃既接。棄甲曳兵而走、或百歩而後止、或五十歩而後止。以五十歩笑百歩、則何如。」曰、「不可。直不百歩耳。是亦走也。」曰、「王如知此、則無望民之多於隣国也。」

書き下し文

孟子対へて曰く「王、戦を好む。請ふ戦を以て喩へむ。填然として之を鼓し兵刃既に接す。甲を棄て兵を曳きて走る。或いは百歩にして後に止まり或いは五十歩にして後に止まる五十を以て百歩を笑はば則ち何如」と。曰く不可なり。直だ(ただ)百歩ならざるのみ。是(これ)も亦走るなり」と。曰く王如し此を知らば、則ち民の隣国より多きこと望むこと無からむ。」

(訳)

(王の問[国の人口増えないことに)孟子お答えして申すに「王は、戦がお好きだから、戦を以て喩えさせて下さい。今、まさに太鼓たたいて干戈を交えようとしたところに、鎧を脱ぎ捨て武器を引きずって逃げた者がいます。ある者は百歩逃げて止まり、ある者は五十逃げてふみ止まりました。この時、五十歩の者が百歩の者を臆病者と)笑ったならば、いかがでしょうか。」王は言った「駄目だ。(五十歩の者も)ただ百歩でないだけだ。五十歩の者も逃げたのである。」孟子言った「王がこれを理解なさるなら、民が隣国より多いことを望むべきではないでしょう。」

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