げんさい

デジタル大辞泉

げん‐さい【原災】

読み方：げんさい

「原子力災害」の略。

げん‐さい【幻妻／^×衒妻】

読み方：げんさい

１ 広く女をいう語。特に、美人をいうこともあり、また、女をののしってもいう。

「酒も—も向う持ちで、腹の痛まん散財や」〈上司・太政官〉

２ 自分や他人の妻を卑しめたり、親しみを込めたりしていう語。

「さだめしおどれが—は、昼は袖乞ひして生米がな食らふさかひ」〈滑・膝栗毛・六〉

げん‐さい【減債】

読み方：げんさい

［名］(スル)負債を償却して少なくしていくこと。

げん‐さい【減殺】

読み方：げんさい

［名］(スル)《慣用読みで「げんさつ」とも》少なくすること。減らすこと。また、減ること。「勢力を—する」「興味が—される」

げん‐さい【減災】

読み方：げんさい

震災などによる被害、特に死傷者をできるだけ少なくするよう事前に十全な対策を立てておこうとする考え方。また、その取り組み。堤防・防潮堤など構築物の強化だけでは防ぎきれないとして、地域住民と行政の協働による災害情報の共有、避難方法の周知徹底、物資の備蓄などを重視する。

[補説] 京大名誉教授河田惠昭が提唱。阪神・淡路大震災、東日本大震災を経て広く認識されるようになった。