がんの早期発見・治療に向けた啓発とチャリティー活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:45 UTC 版)
「原口文仁」の記事における「がんの早期発見・治療に向けた啓発とチャリティー活動」の解説
26歳という若い年齢で大腸がんを発症したプロ野球選手の使命として、手術・退院後の2019年3月4日には、がんの早期発見・早期治療の重要性を啓発する活動に取り組むことを表明。入院中に関係者から見舞い品として贈られたブレスレットと同じ製品を、大腸がん啓発チャリティーグッズ「グッチブレス」として発売したうえで、利益の全額を日本国内のがん患者支援団体へ寄付することも発表した。 活動の名称は「Move On!~トモニミライへ~」で、「グッチブレス」のデザインにも採用。マネジメントを委託しているS.I.Cからは、売上金の一部を上記の団体に寄付する目的で、「Move On!」「必死のグッチ」というロゴ入りグッズも順次販売されている。2019年11月21日には、神戸市内の小児がんケア施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を訪問するとともに、上記のグッズの収益金に自身のポケットマネーを加えた寄付金を初めて贈呈。この訪問がきっかけで、大腸がん判明からの詳しい経緯を公表すること(前述)を決めたという。 2020年には、大腸がんの手術後に療養で滞在していた和歌山県西牟婁郡すさみ町で、春季キャンプ前の1月18日に「チャリティーラン」を開催。上記のグッズの利益とは別に、レギュラーシーズンの一軍公式戦で記録した安打と打点の総数に1万円を乗じた額の寄付金を、シーズン終了後に福祉関連の施設へ提供することも計画している。 2020年3月からは、アフラックのテレビCM「櫻井翔の取材ノート」に出演。同社の公式サイトにも、体験談 が公表されている。同年7月27日付で、金哲彦・上原彩子・麻倉未稀と共に、日本対がん協会から「東京マラソン2021」のチャリティ・アンバサダーを委嘱。
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