おがたま‐の‐き〔をがたま‐〕【小賀玉の木】
おがたまのき (招霊の木)






●わが国の本州、関東地方以西の太平洋側から四国・九州、それに台湾やフィリピンに分布しています。暖地の沿岸林などに生え、高さは15メートルほどになります。樹皮は暗褐色です。葉は濃緑色の長楕円形で光沢があり、互生します。2月から4月ごろ、葉腋に芳香のある白い花を咲かせます。花披片はふつう12個あり、基部は紅色を帯びます。果実は集合果で、9月から10月ごろ赤く熟します。神事に使われることから、神社によく植栽されています。
●モクレン科オガタマノキ属の常緑高木で、学名は Michelia compressa。英名はありません。
おがたまのき
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