いっきゃく

デジタル大辞泉

いっ‐きゃく【一客】

読み方：いっきゃく

１ 一人の客。

２ 食器など、一人分の道具。

３ ⇒いちきゃく（一客）

いっ‐きゃく【一脚】

読み方：いっきゃく

１ いす・机など、脚のある器物一つ。

２ カメラ用具の一。機材などを載せたまま脚の先端を地面に接地し、手ぶれなどを防ぐ。

IT用語辞典バイナリ

一脚

読み方：いっきゃく
別名：1脚，モノポッド
【英】monopod

一脚とは、主にカメラを支持するために用いられる装置であり、カメラを支持するための脚を1本のみ備えたタイプの装置のことである。

カメラを固定する台として標準的といえる道具は「三脚」である。三脚は自立でき、大きな衝撃でもなければ揺れ動いたりもしない。ただし機敏な方向転換などは難しい。

一脚は三脚のように自立はできないため、転倒しないよう常に支持してやる必要があるものの、カメラの重量をすべて腕で支える負荷からは逃れられる。三脚よりも構造が簡素なため持ち運びは比較的容易である。かつ、地面と接する箇所が1点のみとなるため、被写体の動きを追ってカメラの向きを変えやすいという利点がある。

雲台から伸びる脚は一本でも、地面に接する部分は三脚の構造になっている、マイクスタンド形のような形の支持台もある。これは便宜的に一脚の変種として扱われることが多い。

一脚とほとんど同じ構造ではあるが地面に立てずに自分で持って用いる「自撮り棒」も、一脚として扱われる場合がある。

写真用語

一脚

読み方：いっきゃく

一本足の形をしたカメラ支持用具。モノポッドとも呼ばれる。二段、三段の伸縮式が多く、トップにカメラ固定用のネジがついていたり、 雲台 がついているものもある。それ自体、 三脚 のように自立させることはできないが、スポーツ撮影など動きの激しい被写体を撮影するようなとき、上下動によるカメラブレの心配が少なくなる。