いっ‐ち

デジタル大辞泉

いっ‐ち

［副］《「いち（一）」を促音化して意味を強めた語》いちばん。最も。

「何所(どこ)のより—好(え)え出来でしょう」〈風葉・五反歩〉

いっ‐ち【一致】

読み方：いっち

［名］(スル)

１ 二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の—をみる」「指紋が—する」「満場—」

２ ごく普通の道理。

「気遣ひいたすも—なれば」〈浮・禁短気・四〉

四日市市四郷地区方言

いっち

方言	共通語・該当漢字	語意解説または【使用例】
いっち	いちばん	一番に、＜いっちゃん＞とも【…上・下】

大阪弁

いっち

大阪弁	訳語	解説
いっち	最も、一番	一。「いち」を強調した語。西日本を始め、広く使われていた。いっち安いのんおくれ。うっとこのいっち上の姉だす。年輩者が使用。若者は「いっちゃん」。

隠語大辞典

いつち

読み方：いっち

1. 最も、又は第一等といふ意味。一「いち」の音便から来たものである。川柳に「惚れ薬佐渡から出るがいつち利き」といふのがある。
2. 最も、又は第一等といふ意味。一「いち」音便から来たものである。川柳に「惚れ薬佐渡から出るがいつち利き」あといふのがある。

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「いっち」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はどこかにいっちゃった。
• スクールバスがいっちゃった！
• 一丁(いっちょう)上がり.