あんとく‐てんのう〔‐テンワウ〕【安徳天皇】
安徳天皇
母は平清盛の娘で中宮の平徳子。
第1皇子。
国政の実権を握っていた外祖父の平清盛の意向により、生後1ヶ月で立太子。
平清盛が治承三年(1179年)のクーデターで独裁体制を築くと翌年3歳で即位させられた。
これはもちろん平清盛の意向によるものだが、この清盛の強引な手法は、全国に燻っていた源氏らの大反発を招き、全国的な内乱に発展した。
1183年木曾の源義仲の軍勢に京を追われ、平家一門とともに西国を転々とした。
1185年後白河上皇の院宣を得た源義経に攻められて破れ、祖母の平時子に抱かれて壇ノ浦で入水。
このとき三種の神器のうち宝剣が海中に没したという。
第81代天皇 | |
天皇名 | 安徳天皇 |
読み方 | あんとくてんのう |
名・諱等 | 言仁親王 |
読み方 | ときひとしんのう |
時代区分 | 古代 |
天皇在位 | 1180年から1185年 |
生年 | 1178 |
没年 | 1185 |
父 | 高倉天皇 |
母 | 平徳子 |
兄弟 | 尊成親王・守貞親王 |
配偶者 | □□□ |
皇子女 | □□□ |
即位宮 | 福原宮 |
天皇陵 | 阿彌陀寺陵 |
所在地 | 山口県下関市阿弥陀寺町 |
安徳天皇 阿彌陀寺陵
(あんとくてんのう あみだじのみささぎ)
- あんとくてんのうのページへのリンク