あただ (掃海艇)とは? わかりやすく解説

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あただ (掃海艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 11:17 UTC 版)

あただ
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場[1]
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 あただ型掃海艇
艦歴
発注 1953年
起工 1955年6月20日
進水 1956年3月12日
就役 1956年4月30日[1]
1972年3月31日(特務船に種別変更)[1]
除籍 1980年3月17日[1]
要目
基準排水量 240トン[1]
満載排水量 260トン[1]
全長 38.0m[1]
最大幅 6.8m[1]
深さ 3.7m[1]
吃水 2.1m[1]
機関 池貝ベンツMB820Bディーゼル × 2基
出力 1,200PS[1]
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット[1]
乗員 38名[1]
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-3 水上
ソナー UQS-1D
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
磁気・浮上式掃海電線一式
音響器具一式
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あただローマ字JDS Atada, MSC-601YAS-56)は、海上自衛隊掃海艇あただ型掃海艇の1番艇[1]。艇名は阿多田島(あたじま)に由来する。

艦歴

「あただ」は、昭和28年度計画掃海艇301号艇として、日立造船神奈川工場で1955年6月20日に起工され、1956年3月12日に進水、1956年4月30日に就役し、呉地方隊に編入された。同年9月1日、呉地方隊隷下に第31掃海隊が新編され、「いつき」、「やしろ」とともに編入された。

1957年3月16日、第31掃海隊が第1掃海隊群隷下に編成替え。

1969年3月15日、第31掃海隊が呉地方隊隷下に編成替え。

1970年3月2日、第31掃海隊が呉地方隊隷下の阪神基地隊に編成替え。

1972年3月31日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-56に変更[1]佐世保地方隊に編入。

1980年3月17日、除籍[1]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 海人社 2017, p. 69.

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 海人社(編)「海上自衛隊全艦艇史」『世界の艦船』第869号、海人社、2017年11月。 
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目




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