『炎の蜃気楼』幕末編
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『炎の蜃気楼』シリーズの幕末編。イラスト担当はほたか乱(邂逅編に引き続き)。邂逅編の時代から200年が経ち、冥界上杉軍の使命である怨霊調伏はもはや形骸化。換生を繰り返し、終わりの見えない生を歩む事に葛藤する夜叉衆。 勤王派と佐幕派が対立し血生臭い争いを繰り広げる幕末の京都では、夜叉衆もそれぞれの派閥に分かれて立場上は敵同士になっていた。そんな中で「上杉景虎」を名乗り、勤王派ばかりを襲う人斬りが出没する。お蔦(柿崎晴家)は偽景虎の正体を見極めようとする。 幕末という理想や希望・夢など、自分たちが忘れかけたものを抱えて「生きる」人々と時代。それらと出会った夜叉衆がどう感じ、生きたのかを描く。使命が続く限り死の安息は許されず苦悩を深める景虎、ひたむきに景虎への忠誠を注ぐ直江という構図は既に出来上がっている。 宿体名/通り名/換生者 兵蔵太/三郎次/上杉景虎 安積九郎左衛門/九郎左衛門/直江信綱 杣の葵助/葵助/柿崎晴家 勝元/色部勝長 速之助/四郎佐/安田長秀
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