『炎の蜃気楼』昭和編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:20 UTC 版)
邂逅編完結に伴い、新たな物語の幕が開くこととなった。イラスト担当は高嶋上総。舞台は終戦から10年後、昭和30年代の日本。 第二次世界大戦を経験した夜叉衆が戦後の高度経済成長期の中、どのような姿でその時代と共に奮闘していたのかが描かれる。 新橋駅近くのホール「レガーロ」に響く歌姫・小杉マリーの歌声に聞き惚れるボーイ兼用心棒・朽木慎治の前に、戦死した彼の友人を名乗る男が現れる。男に襲われた朽木を救ったのは、ホール係の加瀬賢三(上杉景虎)とマリー(柿崎晴家)だった。一方、医大生・笠原尚紀(直江信綱)は龍の加護を受けている後輩・坂口靖雄と知り合う。 景虎と直江の関係のカギを握り、本編にも深く関わる北里美奈子は主人公の「前生」に登場。30年後の現代における二人の確執が決定的となった事件の全貌が明かされる、シリーズの完結編。 2014年秋から2018年夏にかけて順次舞台化。全5作上演された。詳細は下記「#舞台『炎の蜃気楼』昭和編」を参照。 宿体名/換生者 加瀬賢三/上杉景虎 笠原尚紀/直江信綱 小杉マリー/柿崎晴家 佐々木由紀雄/色部勝長 宮路良/安田長秀
※この「『炎の蜃気楼』昭和編」の解説は、「炎の蜃気楼」の解説の一部です。
「『炎の蜃気楼』昭和編」を含む「炎の蜃気楼」の記事については、「炎の蜃気楼」の概要を参照ください。
- 『炎の蜃気楼』昭和編のページへのリンク