『流星人間ゾーン』のキングギドラ
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「キングギドラ」の記事における「『流星人間ゾーン』のキングギドラ」の解説
『流星人間ゾーン』第5話および第6話に登場。ゾーンの宿敵であるガロガが、一酸化炭素を中和するブルーグリーン装置を破壊するために送り込んだ最強戦力の「恐獣」として登場する。 第5話で太陽光線を遮断するガロガの「ダークプリズム作戦」により、エネルギーを補給できなくなったゾーンファイターに対して翼を使った強風で有利に戦うも、ゾーングレートのボルトサンダーであえなく形勢を逆転される。 第6話では有利なはずである金星でゾーンファイターと戦うが、3本の首をそれぞれ滅茶苦茶にへし折られた末、ミサイルマイトを大量に受けるなどしてまたしても敗北し、宇宙へ逃げ帰る。絶命には至らないが、隊員は「キングギドラはもう立ち直れない」と発言する。 関連書籍などでは『ゴジラ対ガイガン』と同一個体とするものもある。 スーツアクターは図師勲。 着ぐるみ自体は『地球最大の決戦』以来改修を重ねて使用されたもの。すでにボロボロの状態であり、テレビの撮影現場では映画のような操演はできず、ただ立っているだけの状態がほとんどだった。この造形物は、本作品での使用が最後となり、従来はこの撮影後に処分されたといわれていたが、1979年に酒井敏夫が『週刊少年ジャンプ』[要文献特定詳細情報]の特集記事で、東宝の倉庫に保管されているのを確認している。飛び人形は『ゴジラ対ガイガン』のものを流用。 バンダイのプラモデル「ザ・特撮コレクション」の1/350キングギドラはモデル自体は翼の付け根に鱗がある『怪獣総進撃』時のものであるが、説明書の表紙の写真は、このキングギドラの写真である。
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