『ウルトラマンX』に登場するバードン
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「バードン (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンX』に登場するバードン」の解説
『ウルトラマンX』第2話「可能性のかたまり」に登場。 Xioでの分類はタイプB。 産卵を控えた雌の個体が登場し、自動車やビル、鉄骨の残骸や破片を素材にして巣を作り、そこに餌となる人々を捕らえていた。大熊山から飛来したところをXioに攻撃されるが、地中への潜行を経て再度地上に現れて奇襲し、スカイマスケッティを撃墜しかけたところ、それを助けに現れたウルトラマンエックスと交戦する。火球による攻撃とクチバシ両脇に持つ毒袋で生成した複合毒素による攻撃でエックスを苦しめるが、スカイマスケッティの攻撃によって左側の毒袋を破壊される。ゴモラアーマーを纏ったエックスにはクチバシによる攻撃が通用せず、最後はゴモラ振動波を受けてスパークドールズに縮小され、大地に回収された。 第16話では、バードンのスパークドールズがXioラボ内の火山を模した模型にいる様子が描写されている。 映画『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』では、スカイマスケッティがサイバーバードンのサイバーカードを用いた技バードン・フェニックス・アタックを使用している。 スーツアクター:新井宏幸 放送に先駆けて田口清隆は「ただのバードンなら使わない」と語っており、本作品ではバードンの新たな生態として、普段は火山帯に住んでいるために卵は冷やして孵すことや、首が180度回転するなどの新設定が描写された。Blu-ray BOXの監督コメントでは、田口は脚本の時点では「またバードンか」と思ったが、これらの新設定に触発されてやる気になった旨を語っている。 Blu-ray BOXの解説では、本作品で描写された生態について「イレギュラーなものであったかもしれない」と記述している。 首が真後ろに回るバードンを再現するため、着ぐるみの首は切断された。 空中戦シーンでは、バードンの飛び人形とCGのスカイマスケッティを戦わせるという新たな試みが行われた。
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