『ウルトラマンオーブ』に登場するラゴン
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「ラゴン (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンオーブ』に登場するラゴン」の解説
『ウルトラマンオーブ』第8話「都会の半魚人」、第24話「逆襲の超大魔王獣」に登場。 第8話では、餌を求めて上陸してとある鮮魚店の店主に匿われながら暮らしていた母子のうち、子供の個体(ラゴンJr.)は主人から玩具の船などをプレゼントされて喜んでいたが、近海の魚が獲れなくなったために衰弱する。心配した母親の個体が主人に無断で魚を捕りに行くために外出したところ、市民たちに存在が発覚してビートル隊に通報され、騒動となる。その後は海産物倉庫に隠れ、子供がSSPの活躍で元気になったものの、上陸してきたグビラに餌として認識される。一時は子供がグビラに丸呑みにされるも、ウルトラマンオーブの活躍で救出される。最後は母子とも、ガイやSSPの面々と鮮魚店の主人に見送られ、海へ帰っていく。 なお、ジェッタは騒動以降の一部始終の撮影に成功していたが、人間に危害を加えないうえに仲睦まじい母子の姿に心を打たれ、予定していたインターネットへの公開を思いとどまる。 第24話では、母子共々グビラの背に乗って日本近海から去っていく様子が、SSPによってインターネットで報道されている。 スーツアクター:石川真之介(母)、丸田聡美(子) 第8話の内容は、脚本を担当した小林弘利が本作品以前より構想していた「都会の人魚」というストーリーが元になっており、これをウルトラシリーズにあわせる形で人魚をラゴンに置き換えている。小林は執筆時にスーツの都合は考慮せず初代のイメージで親子のプロットを執筆したが、子供のスーツも存在していたためそのまま制作される運びとなった。 ラストの海へ帰るシーンは、撮影初日であったためスーツを水に入れることはできず、足のみ水に入る形となった。 ナオミがオーブニカのメロディを知っているという設定は、本話でラゴンに歌を聞かせるという展開とするために追加された。
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