「Zezé」の歌詞について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 16:01 UTC 版)
「CHAT-SHIRE」の記事における「「Zezé」の歌詞について」の解説
「Zezé」の歌詞とアルバムカバーのイラストは、5歳の主人公ゼゼを再解釈したものであり、ゼゼのモチーフとなった小説「私のライムオレンジの木」は、ヴァスコンセロスというブラジルの作家が1968年に出版した自伝的小説である。 韓国では「わんぱく天使」というタイトルで現在も多くの人に愛され読まれている小説である。韓国の出版社Dongnyokは、「Zezé」の歌詞について「ゼゼは5歳の子供で、家族からも虐待を受けて傷だらけの子供」とし、「こんなゼゼにとってミーニホは暖かく慰めてくれる唯一の友達です。しかし、ミーニホの観点から作った曲でゼゼがずる賢いと?」と指摘した。もちろん創作や解釈の自由はあるとしながらも、「虐待による痛みを抱える5歳児のゼゼを性的な対象にしたことは非常に残念に思う部分」として遺憾の意を示した。 IUは「「わんぱく天使」は、私にとって本当に大切な小説です。私は誓って、5歳の子供を性的対象化しようとする意図で歌詞を書いていません。歌詞のゼゼは小説の内容のモチーフだけを借用した第3の人物です。ですが、私の音楽をお聞きになった多くの方々のお言葉を聞いて、私の歌詞が十分に不快な内容で聞こえる可能性があるということと、その結果多くの方々の心に傷つけてしまうことになったことを知るようになりました。全面的に、私が作詞家として未熟だったためです。あるインタビューで、私がした話についても多くの方々が驚かれたと思います。私はそのインタビューで「幼いゼゼに対する言葉でなく、ゼゼが持つ性質がセクシーだと感じた」と話しました。5歳の子供ではなく、両面性という“性質”に対して話しました。ですが、これもまた、子供(という言葉)が言及された文章で、あえて“セクシーだ”という単語を使うことによって誤解を引き起こした私のミスです。(一部抜粋)」と謝罪した。
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