「青邱図」の構成及び内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/29 08:32 UTC 版)
金正浩が製作した最初の地図であり、2冊に分けられている「青邱図」は、最初に崔漢綺が書いた跋文を載せ、次に金正浩が書いた凡例があり、1面大になった「四郡三韓図」「三国前図」「本朝八道盛京合図」と4面大の「新羅九州郡県総図」「高麗五道両界州県総図」「本朝八道州県図総目」が載せられている。 4面大の新羅、高麗、朝鮮地図は行政区域及び地名の時代的変遷を概観することができ、「青邱図」の各地方地図を探すための索引的役割をしている。それ以外に付録として「軍国総目表」という題目の、当時の行政区画別男女人口・軍保・穀簿・坊面・田畑・民戸等が記載された表がある。また地図の内容には水系・地形・城郭・倉庫・駅道・烽燧・橋梁・峠・島・戸口・市場・軍兵・堤堰・土産・貢納・風俗・陵墓・寺刹など、その地域の特色を顕す地誌事項も詳細に記録している。 第1冊:青邱図題、青邱図凡例、本朝八道州県図総目、都城全図、諸州県図、東方諸国図、四郡三韓図、三国前図、新羅州県総図、高麗五道両界州県総図、本朝八道盛京合図、軍国総目表 第2冊:本朝八道州県図総目、都城全図、諸州県図、青邱図凡例
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