青邱図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 08:41 UTC 版)
「青邱図」(せいきゅうず)は1834年、金正浩が作成した朝鮮半島地図。青邱線表図ともいう。青邱(青丘)は朝鮮半島を指す雅称。韓国の宝物第1594号に指定されている。現存する古地図の中では最も大きく、横462センチメートル、縦870センチメートル、縮尺は1:216,000である。古地図の中で一定の大きさの地域に区分し縮尺が同一の全国地図の中で最も精密であり、後に製作される「大東輿地図」の基礎となる彩色筆写本である。上下2冊になっており、現在、ソウル大学校内の奎章閣、韓国国立中央図書館と嶺南大学校付属図書館に所蔵されている。
- 1 青邱図とは
- 2 青邱図の概要
- 3 「青邱図」の製図原理
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