「青邱図」の不備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/29 08:32 UTC 版)
「青邱図」は当時のどの地図よりも優れてはいたが、古地図故の欠点を持ってもいる。地図の図式、即ち地図式において伝統的な方式を採用し、方位を12方位とすることで地図自体は正確であるが、地図の地点表現が不明瞭になった。水系は正確に表示された一方で、山脈は鎮山を中心に表現したことで山脈が多い東側が実際よりも大きく描かれた。さらに付記が多く地図の独立性よりも地理誌「東輿図志」の副図的な性格を帯びている。
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