「陣」位剣技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:29 UTC 版)
「ウィザードリィ外伝 (漫画)」の記事における「「陣」位剣技」の解説
二つの技が編み出されたが、どちらも使い手にかかる負担が大きく、禁じ手となっている。 鳳龍波動陣 攻防一体の気の力場を張る技で一切の攻撃が通用しなくなり、気弾によっての攻撃も可能。 鳳龍の剣術といえど例外ではなく、波動陣に対して放ったケイヒの剣術は禁じ手を除き全て通用しなかった。 鳳龍の剣術の最高位である「陣」も「禁じ手」であり、気の消耗は桁外れに大きく、使用者は9割方「消失(ロスト)」する。 ショウは幼少時にこの技を兄から伝授されたが、使用した兄は例に漏れず消失した。 鳳龍幻影陣 侍が生み出したものの、堂々と正面から戦う侍の戦闘方針の戦術的に、また技術的にも合わないため、忍者に伝えられたという曰くつきの鳳龍剣技。 自身の幻影を多数生み出し、幻影が防御、攻撃は実体という撹乱を目的とした技で、要するに鳳龍剣術版「分身の術」。波動陣とは違った意味で「攻防一体」を成す最強の剣技である。 ただし、行使した者の身体に凄まじい負担をかけるため、長時間の使用は不可能。その上、使用後は行使の代償として、吸精(エナジードレイン)を受けたり「変異(ハマン)」系呪文を行使したりした際と同様に、レベルや身体能力が減少する。 作中では能力は落ちているのに体には以前の動きが染みついている為、結果として思うようには動けない悪循環が起こると言う「より深刻な影響」が描写されている。この描写やザン・デンの台詞、生み出せる幻影の数の違いなどから、剣技行使後の能力減少は相当高レベルに及ぶものと思われる。実際にサンザは、たった二回の行使と引き換えに、「復讐鬼の城」最終回で忍者としての第一線の活動を退く羽目に陥っている。
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