「砂鼠ショーン」の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 22:15 UTC 版)
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の記事における「「砂鼠ショーン」の登場人物」の解説
モニカ・エル・ビアンキ 「砂漠の鷹旅団」に撃墜されたGアーマー内のガンダムに搭乗していた、地球連邦軍の女性パイロット。左足は、リビング・デッド師団の面々よりも旧式とうかがえる義足になっている。当初は撃墜された衝撃から気絶していたが、「砂鼠」と「砂漠の鷹旅団」の激戦中に目を覚まし、ガンダムでビッグトレーを狙撃して「砂鼠」を助ける。その後は駆け寄ってきたショーンたちに怯えて自決を考えるが、説得に応じて彼らと行動を共にする。 『砂漠の掟』では「砂鼠」を離れて「ファルコン・モニカ」と称される傭兵となっている(モニカ曰く〈「砂鼠」には〉「関わると碌なことがない」とのこと)。鷹のトトを連れ、ガンダムバウンサーを所有する。「ロレンツォ・ファミーリア」に襲撃されて壊滅した「ドレイク・ハンターズ」のもとへ現れ、全壊したデザート・ドムのそばで死の間際のパイロットから依頼を受ける。 ブッチ・ファミリーまたはブッチ・ブラザーズ(親分、ボウゴ、ミント) 「砂鼠」のメンバー。ショーンの雇い主である親分をはじめ豪快かつ金や女に目ざとい荒くれ者たちであるが、助けられた恩義を重んじて味方を見捨てない義理堅さも持ち合わせていたため、モニカが説得に応じる理由となった。なお、親分のブッチは8人の妻と32人の子供、ボウゴは3人の妻と7人の子供、ミントは6人の妻と15人の子供をそれぞれ持っており、戦後の地球人口の少なさと男女比の極端な偏りが彼らの台詞からうかがえるようになっている。 『砂漠の掟』ではブッチ・ファミリーを名乗り、ホバートラック・サンドラッド号で商売を続けている。オークションに出されたビッグガンに価値を見出していないようで執着するショーンに呆れていたが、ロレンツォとの悶着に発展した際には助っ人に飛び込んでいる。 団長 「砂漠の鷹旅団」の団長。連邦軍に所属していながらモニカのGアーマーすら強奪対象と見なして撃墜する卑劣漢であるが、指揮官としての能力は高く、ビッグトレーで「砂鼠」を苦しめる。最後はモニカの陸戦型ガンダムにビッグトレーのブリッジごと撃たれ、死亡する。なお、ビッグトレー内でペットとして飼っていたタカは攻撃時に脱出し、「砂鼠」に拾われた後、『砂漠の掟』ではトトと呼ばれてモニカの相棒になっている。
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