「憲法記念日」をめぐる議論とは? わかりやすく解説

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「憲法記念日」をめぐる議論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 05:22 UTC 版)

憲法記念日 (日本)」の記事における「「憲法記念日」をめぐる議論」の解説

1947年昭和22年5月3日日本国憲法施行され皇居前広場では昭和天皇臨席の下、政府主催による「日本国憲法施行記念式典が行われ、午後に帝国劇場憲法普及会芦田均会長)の主催による「新憲法施行記念祝賀会」が盛大に行われた翌年1948年昭和23年)、新憲法に基づく新たな国にふさわしい祝日定めるため、「国民の祝日に関する法律」案の審議が行われた。同法審議は、新憲法基づいて設置され国会衆議院参議院で、それぞれ文化委員会において行われた当初、「憲法記念日」について、衆議院では施行日の「5月3日」、参議院では公布日の「11月3日」とする意見多かった参議院先に審議行った衆議院意見尊重して、「5月3日」を憲法記念日とする法案可決した。 なお、日本国憲法公布日である11月3日は、文化の日となっている。法案審議した参議院文化委員会委員長務めた山本勇造議員作家山本有三)は、「この日は、憲法において、如何なる國もまだやつたことのない戰爭放棄ということ宣言した重大な日でありまして、日本としては、この日は忘れ難い日なので、是非ともこの日は残したい。そうして戰爭放棄をしたということは、全く軍國主義なくなり、又本当に平和を愛す建前から、あの宣言をしておるのでありますから、この日をそういう意味で、「自由と平和を愛し文化をすすめる。」、そういう文化の日ということに我々は決めたわけなのです。」と説明している。ただ、「併し心持からすると本当は我々は今も尚実際憲法記念日にして置きたいでありますけれども…」とも述べている。

※この「「憲法記念日」をめぐる議論」の解説は、「憲法記念日 (日本)」の解説の一部です。
「「憲法記念日」をめぐる議論」を含む「憲法記念日 (日本)」の記事については、「憲法記念日 (日本)」の概要を参照ください。

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