「外科医の写真」とその真相とは? わかりやすく解説

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「外科医の写真」とその真相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:28 UTC 版)

ネッシー」の記事における「「外科医の写真」とその真相」の解説

ロンドン外科医実際産婦人科医)、ロバート・ケネス・ウィルソンは、その主張によると、1934年4月早朝友人と共に写真撮りネス湖訪れ、突然湖面現れネッシーを、持っていたカメラ撮影した。この写真デイリー・メール紙に掲載され、「外科医の写真」と称され話題呼んだ。岸が写っておらず、ネス湖撮影したという確証はなかったが、首長竜思わせる長い首が写されており、長らくネッシー代表的写真として知られてきた(英語版記事写真掲載されている)。 しかし1993年11月、クリスチャン・スパーリングが死の間際に、この写真トリックであった告白した告白によると、首謀者彼の養父マーマデューク・ウェザラルであり、彼らは、自ら発見したネッシー足跡偽物判定され意趣返しに、おもちゃ潜水艦30センチメートルほどのネッシーの首の模型付けた物を撮影したという。そして、知人であるウィルソン医師という社会的地位に目をつけ、偽証依頼したとのことである。エイプリルフールのジョークのつもりだったが、世界的な話題になったことで引くに引けなくなったとのことである。この告白は翌1994年3月イギリスのサンデー・テレグラフ紙に掲載された。 なお、スパーリング告白以前からこの写真ネッシー肯定派からも証拠としての価値疑問提示されていた。「外科医の写真」は、既に1960年代より、写真に写る波の大きさ形状から、被写体大型生物ではなく数十センチメートル程度物体であることが指摘されており、水鳥カワウソの尾の誤認説唱えられてきた。また1980年代には、研究者により、対岸写った元の写真発見された。これにより被写体実際に小さかったことが証明されのみならず公表者が被写体小ささを隠すために、意図的にトリミングした写真公開した疑い指摘された。

※この「「外科医の写真」とその真相」の解説は、「ネッシー」の解説の一部です。
「「外科医の写真」とその真相」を含む「ネッシー」の記事については、「ネッシー」の概要を参照ください。

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