「ミルクファイバーライス」(タケチャンマンライス)について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/17 09:40 UTC 版)
「豊岡弘子」の記事における「「ミルクファイバーライス」(タケチャンマンライス)について」の解説
1980年代学校給食に登場したエビ、アサリ、ニンジン、タマネギなどが入ったミルクスープベースの麦入り炊き込みご飯。1982年、学校食事研究会が発表した。 食物繊維が見直されてきた時代に、食物繊維の摂取のために麦ご飯を食べよう、しかも牛乳で炊いてみようというコンセプトで豊岡弘子が考案した。 使用する麦も、子供たちに不人気な平べったい麦ではなく、精麦の際に圧力を加えず形も米粒に似た「米粒麦」を利用、牛乳と水の比率を一対一とし、米80%、米粒麦10%前後、それに貝や野菜の具を入れて炊き上げ、ピラフ風に炊き上げる。 このごはんを食べると、当時の小学生に認知度が絶大だった『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)のタケちゃんマンのように強くなれるぞ!というキャッチコピーから「タケチャンマンライス」といわれた。一時期は全国的に広がったが、献立になっていた期間が短いのと、作るのに手間が掛かるためか、学校給食のメニューとしては普及しなかった。 しかし2010年代現在でも、健康食として愛用者が多いといわれる。
※この「「ミルクファイバーライス」(タケチャンマンライス)について」の解説は、「豊岡弘子」の解説の一部です。
「「ミルクファイバーライス」(タケチャンマンライス)について」を含む「豊岡弘子」の記事については、「豊岡弘子」の概要を参照ください。
- 「ミルクファイバーライス」についてのページへのリンク