しっ‐けん【執権】
執権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 09:06 UTC 版)
執権(しっけん)は、鎌倉幕府の職名。鎌倉殿を助け、政務を統轄した。元来は政所の別当の中心となるものの呼称であった[注釈 1]。
注釈
出典
- ^ 長又高夫『御成敗式目編纂の基礎的研究』(汲古書院、2017年)P180-181・185
- ^ "執権". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2021年8月29日閲覧。
- ^ 近藤成一『鎌倉時代政治構造の研究』(校倉書房、2016年)P14-20
- ^ 長又高夫『御成敗式目編纂の基礎的研究』(汲古書院、2017年)P168-172・184-185
- ^ 細川重男『鎌倉幕府の滅亡』(吉川弘文館、2011年) P132-133
- ^ 漆原徹「書評 細川重男著『鎌倉政権得宗専制論』」(2002年、慶應義塾大学法学研究会)113-114p
- ^ 日本史史料研究会編『将軍・執権・連署 鎌倉幕府権力を考える』(吉川弘文館、2018年)P133
執権(北条家)
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「鎌倉時代の人物一覧」の記事における「執権(北条家)」の解説
北条時政……鎌倉幕府初代執権。 北条義時……鎌倉幕府第2代執権。 北条泰時……鎌倉幕府第3代執権。 北条経時……鎌倉幕府第4代執権。 北条時頼……鎌倉幕府第5代執権。 北条長時……鎌倉幕府第6代執権。 北条政村……鎌倉幕府第7代執権。 北条時宗……鎌倉幕府第8代執権。 北条貞時……鎌倉幕府第9代執権。 北条師時……鎌倉幕府第10代執権。 北条宗宣……鎌倉幕府第11代執権。 北条煕時……鎌倉幕府第12代執権。 北条基時……鎌倉幕府第13代執権。元弘の乱で自刃。 北条高時……鎌倉幕府第14代執権。東勝寺合戦で自刃。 北条貞顕……鎌倉幕府第15代執権。東勝寺合戦で自刃。 北条守時……鎌倉幕府第16代執権。新田義貞軍に攻められ自刃。
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執権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:30 UTC 版)
鎌倉幕府の将軍(鎌倉殿)の補佐役。次第に将軍の権限を吸収していき、事実上の鎌倉幕府のトップとなる。北条氏が世襲したが、後に北条得宗家の当主が執権職を一族の人物に譲った後も得宗家当主が実権を掌握し続けるようになった。
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