(418265) 2008 EA32
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動(418265) 2008 EA32 | |
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分類 | 地球近傍小惑星[1] |
軌道の種類 | アティラ群[1] 水星横断小惑星 金星横断小惑星 |
発見 | |
発見日 | 2008年3月10日[1] |
発見者 | カタリナ・スカイサーベイ[2] |
発見方法 | 自動検出 |
軌道要素と性質 元期:TDB 2459000.5 (2020年5月31.0日)[1] |
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軌道長半径 (a) | 0.616 au[1] |
近日点距離 (q) | 0.428 au[1] |
遠日点距離 (Q) | 0.804 au[1] |
離心率 (e) | 0.305[1] |
公転周期 (P) | 176.563 日[1] (0.48 年[1]) |
軌道傾斜角 (i) | 28.265°[1] |
近日点引数 (ω) | 181.846°[1] |
昇交点黄経 (Ω) | 100.956°[1] |
平均近点角 (M) | 334.584°[1] |
Earth MOID | 0.179 au[1] |
物理的性質 | |
直径 | 1.934 km[注 1] |
絶対等級 (H) | 16.4[1] |
アルベド(反射能) | 0.13(仮定) |
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(418265) 2008 EA32は、アティラ群に属する地球近傍小惑星の1つ[1][5]。2008年3月10日にカタリナ・スカイサーベイによる観測で発見された[2]。
軌道の性質
2008 EA32の近日点距離は水星軌道と接する0.428 au、遠日点距離は地球軌道より内側の0.804 auである[1]。地球近傍小惑星(NEO)に分類されており、遠日点距離が0.984 auより短いため、その中でもアティラ群と呼ばれるグループに属している[1][5]。2008 EA32は発見当初、当時知られていた小惑星の中で最も遠日点が太陽に近い小惑星であった。遠日点距離が0.9 au以下である小惑星に限定しても、当初は2008 EA32の他に2013 TQ5(0.894 au)[6]と(164294) 2004 XZ130(0.898 au)[7]の2例しか知られていなかった。2020年時点では、2008 EA32より遠日点が太陽に近い小惑星が3個発見されており、2008 EA32は既知の小惑星の中で4番目に遠日点が太陽に近い小惑星となっている[8]。
2008 EA32 は水星、金星、地球に対してかなり接近する公転軌道を有する。軌道の詳細も判明しているため、接近に関してはかなり詳細に判明している。特に水星に対しては、1900年から2200年の間に1000万 km以内に接近する可能性が50回ほどある[1]。
物理的性質
2008 EA32の絶対等級は16.4等級である[1]。アルベドを地球近傍小惑星にしばしば適用される0.13と仮定すると、直径は1.934 kmとなる[注 1]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u “JPL Small-Body Database Browser: 418265 (2008 EA32)””. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2020年5月19日閲覧。 (2020-04-29 last obs.)
- ^ a b “(418265) = 2008 EA32”. Minor Planet Center. 2020年5月19日閲覧。
- ^ “Asteroid Size Estimator”. Center for Near Earth Object Studies (CNEOS). 2020年5月19日閲覧。
- ^ Dan Bruton. “Conversion of Absolute Magnitude to Diameter for Minor Planets”. Stephen F. Austin State University. 2020年5月19日閲覧。
- ^ a b “NEO Groups”. Center for Near Earth Object Studies (CNEOS). 2020年5月19日閲覧。
- ^ “JPL Small-Body Database Browser: (2013 TQ5)”. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2020年5月19日閲覧。 (2019-12-29 last obs.)
- ^ “JPL Small-Body Database Browser: 164294 (2004 XZ130)”. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2020年5月19日閲覧。 (2014-09-16 last obs.)
- ^ “JPL Small-Body Database Search Engine: a > 0 (au) and Q ≤ 1 (au)”. JPL Small-Body Database Search Engine. Jet Propulsion Laboratory. 2020年5月19日閲覧。
関連項目
「(418265) 2008 EA32」の例文・使い方・用例・文例
- 2008年7月4日、地球は遠日点を通過した。
- スタンダードアンドプアーズ500種指数は2008年以降の最高水準まで急上昇した。
- 2008年の改正で割賦販売法はクレジット会社への規制を強化した。
- 2008年に乳がんのため、乳房を全摘出した。
- この鉄道はペキン(北京)とシャンハイ(上海)の間を走ることとなり,2008年のペキン五輪に向けて建設される。
- 彼女は,「2008年のペキン五輪で他の選手が同じ状態に置かれないよう,自分にできることを考えたい。」と話した。
- アテネ市長が,2008年の五輪開催都市であるペキン(北京)の市長に五輪旗を渡した。
- 2008年のペキン(北京)五輪はすぐやって来る。
- 全事業は,2008年までに完成する予定だ。
- この計画は,2008年まで同校で実施される予定だ。
- 彼女の大きな目標は2008年のペキン(北京)五輪で優勝することだ。
- 彼は,「2008年に事業を開始する計画だ。将来は宇宙ホテルも建設したい。」と話した。
- 2008年ペキン五輪のマスコット
- 2008年ペキン(北京)五輪の公式マスコットが開幕1000日前を記念するイベントで披(ひ)露(ろう)された。
- このイベントは2008年まで毎年開催される予定だ。
- マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が2008年7月からビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金での慈善事業により多くの時間を費やす予定であることを発表した。
- 現在,彼女は2008年の北京五輪に向けて練習している。
- 松坂投手(26)はフリーエージェント(FA)権を取得する2008年より前に大リーグ入りすることをかねてから希望していた。
- 阪神タイガースの前監督,星野仙(せん)一(いち)氏(60)が2008年のペキン五輪に向けた野球の日本代表監督に指名された。
- 山本選手は,2008年のペキン五輪でメダルを取りたいと思い,アマチュアレスリングに復帰した。
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