極東丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/15 06:27 UTC 版)
| 極東丸 | |
|---|---|
 極東丸 | |
| 基本情報 | |
| 船種 | タンカー |
| クラス | 川崎型油槽船 |
| 船籍 |
 大日本帝国 日本 |
| 所有者 |
飯野商事 大洋漁業 日本油槽船 昭和海運 |
| 運用者 |
飯野商事 大日本帝国海軍 大洋漁業日本油槽船 昭和海運 |
| 建造所 | 川崎造船所 |
| 母港 |
舞鶴港/京都府 東京港/東京都 |
| 姉妹船 | 川崎型油槽船12隻 |
| 建造費 | 260万円（当時） |
| 信号符字 | JWTI→JADP |
| IMO番号 | 39886→68763（※船舶番号） |
| 改名 | 極東丸→旭東丸→大八州丸→かりほるにあ丸 |
| 建造期間 | 386日 |
| 就航期間 | 10,812日 |
| 経歴 | |
| 起工 | 1933年11月25日[1] |
| 進水 | 1934年10月10日[2] |
| 竣工 | 1934年12月15日[3] |
| 就航 | 1952年9月5日（かりほるにあ丸） |
| 除籍 |
1945年3月10日（極東丸） 1964年7月21日（かりほるにあ丸）[1][4] |
| 最後 | 1944年9月21日大破着底（極東丸） |
| その後 |
1951年浮揚 1964年7月21日解体（かりほるにあ丸）[1][4] |
| 要目 | |
| 総トン数 |
10,051トン[5] 10,510トン（かりほるにあ丸）[6] |
| 純トン数 | 5,821トン |
| 載貨重量 | 12,192トン[5] |
| 全長 |
153.10m(1934年)[5] 166.1m(1952年)[4] |
| 垂線間長 | 152.4m[3] |
| 幅 | 19.81m[5] |
| 型深さ | 11.30m[5] |
| 高さ |
26.21m(水面から1番マスト最上端まで) 11.88m(水面から2番マスト最上端まで) 10.66m(水面から船橋最上端まで) |
| 喫水 | 3.35m（空艙平均）[5] |
| 満載喫水 | 8.84m（平均）[5] |
| 主機関 | 川崎MANディーゼル機関 1基(1934年)[5]ディーゼル機関 1基(1960年)[1] |
| 推進器 | 1軸[5] |
| 出力 | 7,200BHP(1960年)[4] |
| 最大出力 | 8,963BHP(1934年)[5] |
| 定格出力 | 8,000BHP(1934年)[5] |
| 最大速力 | 19.28ノット[5] |
| 航海速力 | 16.0ノット[5] |
| 航続距離 | 16ノットで15,000海里 |
| 乗組員 | 47名[5] |
| 1938年7月1日徴用。 高さは米海軍識別表[7]より(フィート表記) | |
| 極東丸 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 艦種 |
特設運送船(給油船) 特設運送艦 |
| 艦歴 | |
| 就役 |
1938年7月7日（海軍籍に編入時） 連合艦隊/佐世保鎮守府所管 |
| 要目 | |
| 兵装 |
最終時 12cm単装高角砲2門 九六式25mm機銃連装6基 同単装4基 38式小銃6挺以上 南部14年式拳銃2丁以上 |
| 装甲 | なし |
| 搭載機 | なし |
| 徴用に際し変更された要目のみ表記 | |
- 日本の商船の名前のひとつ。
- 1のうち、かつて飯野商事（飯野海運）が所有し、運航したタンカー。太平洋戦争で一度喪失した後引き揚げられ、日本油槽船所属の「かりほるにあ丸」と改名して再生した。本項で記述。
- 1のうち、飯野海運が1948年（昭和23年）に建造した2,024トンの貨物船[8]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g “なつかしい日本の汽船 極東丸”. 長澤文雄. 2020年3月20日閲覧。
- ^ a b c d e #特設原簿p.99
- ^ a b #松井(1)pp.38-39
- ^ a b c d e f #木俣残存p.222
- ^ a b c d e f g h i j k l m n #日本汽船名簿
- ^ #木俣残存pp.474-475
- ^ Kyokuto_Maru_class
- ^ #松井(2)p.216
- ^ #松井(1)p.40
- ^ a b c d #松井(1)p.42
- ^ #正岡p.22-23
- ^ #船舶改善助成施設実績調査表 pp.2,6
- ^ “天津丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Screw Steamer SENECA” (英語). Scottish Built Ships. 2023年11月6日閲覧。
- ^ “英丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “遼東丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “日淸丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月5日閲覧。
- ^ a b “海隆丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月6日閲覧。
- ^ a b “海隆丸”. 大日本帝国海軍特設艦船データベース. 2023年11月7日閲覧。
- ^ a b #木俣残存p.218
- ^ a b c d e f #松井(1)p.43
- ^ a b #木俣残存p.219
- ^ #補給問題
- ^ #呉鎮1701p.23
- ^ #松井(2)p.214
- ^ #写真週報
- ^ #木俣残存pp.219-220
- ^ #一航艦p.16
- ^ #南海丸(1)p.14
- ^ #南海丸(2)p.18
- ^ #南海丸(3)pp.36-37
- ^ #日栄丸(1)pp.7-12
- ^ #日栄丸(1)p.14
- ^ #日栄丸(1)pp.15-22
- ^ #日栄丸(2)pp.15-22
- ^ #日栄丸(2)pp.10-14
- ^ #日栄丸(3)pp.9-10
- ^ #二水戦1902p.49
- ^ #SS-258, USS HOEpp.78-80, pp.83-85
- ^ #旭東丸(1)p.4
- ^ #旭東丸(1)pp.16-17
- ^ #旭東丸(2)pp.27-28
- ^ #旭東丸(2)p.10
- ^ #旭東丸(2)p.18
- ^ #旭東丸(2)p.12 pp.19-22
- ^ #旭東丸(2)p.32
- ^ #旭東丸(2)pp.32-33
- ^ #旭東丸(3)p.11
- ^ #旭東丸(3)pp.19-20
- ^ #旭東丸(4)p.4
- ^ #旭東丸(4)p.33
- ^ #旭東丸(4)p.35
- ^ #旭東丸(4)pp.35-39
- ^ #旭東丸(5)pp.17-25
- ^ a b #旭東丸(6)
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）号外 第207号 昭和13年7月7日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072074100
- ^ a b 「海軍辞令公報（部内限）第338号 昭和14年5月20日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072075700
- ^ 『日本海軍史』第10巻、477頁。
- ^ a b 『日本海軍史』第9巻、214頁。
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第573号 昭和15年12月21日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072079900
- ^ a b 「海軍辞令公報（部内限）第739号 昭和16年11月1日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072083000
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第910号 昭和17年8月1日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072086500
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第1243号 昭和18年10月21日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072093900
- ^ 「海軍辞令公報 甲（部内限）第1549号 昭和19年7月29日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072100200
- ^ a b c d e f g #木俣残存p.221
- ^ #松井p.212
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