第百十七号駆潜特務艇とは? わかりやすく解説

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第百十七号駆潜特務艇

(第一一七号駆潜特務艇 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/27 17:14 UTC 版)

艦歴
建造所 タンジョン・プリオク船渠
起工
進水 1938年
竣工 1942年捕獲
9月1日艦籍編入
喪失 1945年7月23日戦没
除籍
要目(整備完成時)
排水量 基準:131トン
全長 水線長:31.60m
全幅 水線幅:5.50m
吃水 1.80m
機関 ディーゼル機関1基、1軸、320馬力
速力 12.0ノット
航続距離
燃料搭載量
乗員
兵装 短5cm砲1門
25mm単装機銃1挺
13mm単装機銃1艇
爆雷12個

第百十七号駆潜特務艇[1](だいひゃくじゅうななごうくせんとくむてい)は、日本海軍駆潜特務艇。旧オランダ海軍沿岸用掃海艇「バンタム(Bantam)」。1942年捕獲、1945年戦没。

艦歴

旧オランダ海軍沿岸用掃海艇アロール(Alor)級の2番艇「バンタム(Bantam)」。日本軍の侵攻によりタンジョン・プリオクで同型艇7隻と共に自沈した。1942年3月2日に捕獲、同型艇の中で1隻だけ整備され、翌1943年8月10日に整備完成、同年9月1日に艦籍に編入された。

編入後は沿岸用掃海艇としては100トンを越える大型艇であったため、船団護衛などに従事したようである[2]。終戦直前となる1945年7月23日にバリ島の東南東でアメリカ海軍潜水艦ハードヘッド」の雷撃を受けて沈没した。

参考文献

  • 世界の艦船 増刊第45集 日本海軍護衛艦艇史」海人社、1996年2月号増刊、第507集

脚注

  1. ^ 昭和18年9月1日付 海軍 達第205号。『昭和18年9月~12月 達(防衛省防衛研究所)』 アジア歴史資料センター Ref.C12070119700 
  2. ^ 「世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史」p130。

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