堀江敏幸 堀江敏幸の概要

堀江敏幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 05:26 UTC 版)

堀江 敏幸
(ほりえ としゆき)
誕生 (1964-01-03) 1964年1月3日(60歳)
日本岐阜県多治見市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本
教育 修士文学
最終学歴 東京大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得退学
活動期間 1995年 -
ジャンル 小説随筆
代表作 『熊の敷石』(2001年)
『雪沼とその周辺』(2003年)
『河岸忘日抄』(2005年)
『なずな』(2011年)
その姿の消し方』(2016年)
主な受賞歴 三島由紀夫賞(1999年)
芥川龍之介賞(2001年)
川端康成文学賞(2003年)
木山捷平文学賞(2004年)
谷崎潤一郎賞(2004年)
読売文学賞(2006年・2010年)
伊藤整文学賞(2012年)
毎日書評賞(2013年)
中日文化賞(2013年)
野間文芸賞(2016年)
デビュー作 『郊外へ』(1995年)
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『郊外へ』(1995年)でデビュー。『熊の敷石』(2001年)で芥川賞受賞。日常生活に潜む哀歓を静かな筆致で描く。作品に『おぱらばん』(1998年)、『雪沼とその周辺』(2003年)、『河岸忘日抄』(2005年)など。

来歴・人物

岐阜県多治見市生まれ。岐阜県立多治見北高等学校を経て、早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業[1]東京大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得退学。修士論文の主査に菅野昭正。その間にパリ第3大学博士課程留学[1]

1994年より、フランス留学経験を随筆風に綴った『郊外へ』を白水社の雑誌『ふらんす』に連載。1995年に単行本化され、小説家デビューを果たす。 2001年、『熊の敷石』で第124回芥川龍之介賞受賞。2004年より明治大学理工学部教授2007年早稲田大学文学学術院教授に就任[1]2009年より早稲田大学短歌会会長を務める。

堀江ゼミの出身者には朝井リョウカニササレアヤコなどがいる[2][3]2007年に自身の作品「送り火」(『雪沼とその周辺』所収)がセンター試験国語の問題に出題された際に、試験監督としてその様子を見守っていたというエピソードがある。

受賞歴

選考委員歴




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