十勝毎日新聞 十勝毎日新聞の概要

十勝毎日新聞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 04:23 UTC 版)

十勝毎日新聞
本社ビル(2011年7月撮影)
種類 夕刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 十勝毎日新聞社
本社 帯広市
代表者 代表取締役社長 林浩史
創刊 1919年
前身 帯広新聞
言語 日本語
価格 1部 150円
月極 3,300円
発行数 7万3863部(2022年6月ABC[1]
ウェブサイト https://kachimai.jp/
株式会社 十勝毎日新聞社
Tokachi Mainichi Newspaper Inc.
本社所在地 日本
〒080-8688
北海道帯広市東1条南8丁目2番地
事業内容 夕刊紙発行
設立 1919年9月
業種 情報・通信業
資本金 3,000万円
売上高 33億6300万円(2021年9月期実績)
総資産 81億9300万円(2019年09月30日時点)[2]
主要子会社 株式会社CMC
株式会社かちまい印刷
株式会社かちまいサービス
株式会社帯広シティーケーブル
株式会社エフエムおびひろ
株式会社北海道ホテル
関係する人物 林豊洲(創業者)
外部リンク https://www.tokachi.co.jp/
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概要

帯広市を中心とした十勝管内では普及率が高く、同管内での発行部数と市場占有率では北海道内で7割のシェアを持つとされる北海道新聞を上回る。他紙と違い紙面に社説が存在しない。十勝地方の基幹産業である農業関連の記事が多い。題字の字紋にも地元の主要農産物であるアズキテンサイサイロの絵柄が1962年(昭和37年)以来使われてきたが、創刊記念日の2009年(平成21年)9月27日付紙面からサイロの部分をに変更した。初代社長の林豊洲による創業以来、十勝毎日新聞社グループ各社は、十勝毎日新聞をはじめとした観光などさまざまな企業活動をしていることから、十勝管内の地域経済に強い影響を持っている。地元メディア、帯広シティーケーブル(OCTV)、エフエムおびひろ(FM-JAGA)(コミュニティ放送局)、並びに函館地区で発行する地方新聞函館新聞を傘下にもつ他、北海道ホテル十勝川温泉第一ホテル一次産業を飲食から応援するダイニング十勝農園、森林造成事業として十勝千年の森なども運営している。毎年夏には勝毎花火大会を主催している。

夕刊のみの発刊のため夜間に輪転機を使用しない事から、朝日新聞(2008年3月開始[3]、2018年1月終了[4])、読売新聞聖教新聞など、直接競合しない他紙の受託印刷も実施している。なお、毎日新聞社とは一切資本関係は無い(これは、信濃毎日新聞など「-毎日」を名乗る各紙とも同様)。ちなみに2004年平成16年)、2005年(平成17年)には毎日新聞社などと合同で世界ラリー選手権の「ラリージャパン」を主催していた。また、FM NORTH WAVEの第2位株主でもあり[5]、当社代表取締役社長がNORTHWAVEの社外取締役を兼任している[6]。かつては朝日新聞社と提携して、同新聞の有料電子版である朝日新聞デジタルのダブルコース(十勝毎日新聞の配達地域限定)の申し込みが可能であったが、2023年5月で終了した[7]

1995年平成7年)10月より、記事に記者名を併記する署名記事を原則化した。テレビCMは全国規模のCMコンクールでの入賞も多い。

本社・支社・支局


  1. ^ a b “22年6月ABC部数”. 新聞情報. (2019年5月18日) 
  2. ^ 株式会社十勝毎日新聞社 吸収分割公告
  3. ^ 朝・読を刷る偉大なる地方紙「勝毎」”. ファクタ出版 (2008年5月). 2018年5月19日閲覧。
  4. ^ 道新帯広工場に印刷委託 十勝毎日との契約満了 朝日”. 日本新聞協会 (2018年1月31日). 2018年5月19日閲覧。
  5. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、227頁。 
  6. ^ 第30 回定時株主総会及び2022 年度第2回取締役会の結果について』(PDF)(プレスリリース)株式会社エフエム・ノースウェーブ、2022年5月30日https://www.fmnorth.co.jp/fcontents/abc//original/form_fixpage_block_file/31/%E5%BD%B9%E5%93%A1%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%882022.5.30%E5%BD%B9%E5%93%A1%E9%81%B8%E4%BB%BB%E7%AD%89%EF%BC%89ver2.pdf2022年8月26日閲覧 
  7. ^ 朝日新聞デジタル・提携新聞ダブルコース サービス終了のお知らせ”. 朝日新聞デジタル (2023年3月31日). 2023年9月9日閲覧。
  8. ^ 勝毎:掲載の公募小説は盗作 向田邦子作品の大半丸写し(毎日jp)
  9. ^ 【9月新番組】毎週土曜8:30~ 「Feel TOKACHI」


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