レンジャーズストライク レンジャーズストライクの概要

レンジャーズストライク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/25 15:17 UTC 版)

概要

特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」30作を記念して作られ、2011年までに第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から最新作(第35作)『海賊戦隊ゴーカイジャー』までの戦隊を収録。

また「ザ・マスクドライダーEXP」(2007年6月22日)の発売により「仮面ライダーシリーズ」が、「スペシャルメタルエディション」(2008年5月)の発売により「メタルヒーローシリーズ」が収録されるようになった。2009年以降はこれら各シリーズと『燃えろ!!ロボコン』などの特撮作品を一本化、「クロスギャザー」シリーズとしてリニューアルされ、2011年3月発売のクロスギャザー第7弾「ザ・ベストパートナー」までシリーズが展開された。

ストーリー・設定

第1弾ではこれまで戦隊を生み出してきた側と、それを複製して現出させた側(共に「アーカイヴ」と呼ばれる組織)の生き残りを賭けた対決というストーリーだったが、第2弾で何者かによって「闇の同盟(ダークアライアンス)」が解放されて世界が混乱に陥り、第4弾で闇の同盟を倒すために両陣営が協力体制に入ることになる。

第5弾にて異世界へ逃げた闇の同盟の残党を追ってボウケンジャー・マジレンジャー・ガオレンジャーの3戦隊が異世界へと渡り、ゲキレンジャーと出会う。時を同じくして、異世界からは仮面ライダー・メタルヒーローと呼ばれる存在がやって来た。

基本ルール

2人のプレイヤーがターン制でゲームを進行。

カードはキャラクターのカードである「ユニットカード」、劇中イベントを再現した「オペレーションカード」、ヒーローが乗るバイクなどのカード「ビークルカード」の3種があり、基本的にユニットカードが相手への攻撃を担当し、オペレーションカードとビークルカードはそれのサポートを行う。

相手ユニットカードへの攻撃(アタック)、相手へダメージを与える直接攻撃(ストライク)を使い分け、先に相手へ7点ダメージを与えたプレイヤーの勝利となる。

カテゴリ

登場する戦隊、仮面ライダー、メタルヒーローは 5つのカテゴリに分けられている。さらに複数のカテゴリを併せ持つ「マルチカテゴリ」と呼ばれるカードもある。

ワイルドビースト (Wild Beast)
恐竜昆虫、ミラーモンスター、アンデッドなどの力を借りたヒーローで構成される。ストライクの速さが特徴。カテゴリカラーは
所属戦隊
ジュウレンジャー』、『ギンガマン』、『ガオレンジャー』、『アバレンジャー』、『ゲキレンジャー』、『ゴセイジャー』(一部のみ)
所属ライダー
アマゾン』、『龍騎』、『』、『ディケイド』、『W』(一部のみ)、『オーズ/OOO
所属メタルヒーロー
ビーファイター』、『BFカブト
アーステクノロジー (Earth Technology)
地球独自の科学の力で戦うヒーローで構成される、所属するヒーローの数が最も多い。保守に長けている。カテゴリカラーは
所属戦隊
ゴレンジャー』、『ジャッカー』、『バトルフィーバー』、『サンバルカン』、『ゴーグルファイブ』、『ダイナマン』、『チェンジマン』(一部のみ)、『ライブマン』、『ターボレンジャー』、『ファイブマン』、『ジェットマン』、『メガレンジャー』、『ゴーゴーファイブ』、『ボウケンジャー』、『シンケンジャー』、『ゴセイジャー』
所属ライダー
初代』、『V3』、『X』、『ストロンガー』、『スカイ』、『スーパー1』、『ZX』、『』、『ZO』、『クウガ』(一部のみ)、『アギト』(一部のみ)、『555』、『THE FIRST』、『THE NEXT』、『キバ』(一部のみ)、『ディケイド』、『W』、『オーズ/OOO』(一部のみ)
所属メタルヒーロー
メタルダー』、『ジライヤ』(一部のみ)、『ジバン』、『ウインスペクター』、『ソルブレイン』、『エクシードラフト』、『ジャンパーソン』、『ブルースワット』、『ビーファイター』(一部のみ)、『BFカブト』(一部のみ)、『カブタック』、『ロボタック
その他の所属ヒーロー
キカイダー』、『キカイダー01』、『イナズマン』(一部のみ)、『大鉄人17』、『ロボコン(新)
オーバーテクノロジー (Over Technology)
宇宙未来異世界の科学の力で戦うヒーローで構成される。パワーを貯めやすい。カテゴリカラーは
所属戦隊
デンジマン』、『バイオマン』、『チェンジマン』(一部のみ)、『フラッシュマン』、『ファイブマン』(一部のみ)、『ジェットマン』(一部のみ)、『カーレンジャー』、『タイムレンジャー』、『デカレンジャー』、『ゴーオンジャー』、『ゴーカイジャー
所属ライダー
カブト』、『電王』、『ディケイド』、『W』(一部のみ)
所属メタルヒーロー
ギャバン』、『シャリバン』、『シャイダー』、『ジャスピオン』、『スピルバン』、『ジライヤ』(一部のみ)、『ブルースワット』(一部のみ)、『カブタック』(一部のみ)
その他の所属ヒーロー
バイクロッサー
ミスティックアームズ (Mystic Arms)
忍術魔法超古代文明・鍛え抜かれた体・モヂカラなどといった超常的な力を用いて戦うヒーローで構成。カウンター能力に優れる。カテゴリカラーは
所属戦隊
『チェンジマン』、『マスクマン』、『ダイレンジャー』、『カクレンジャー』、『オーレンジャー』、『ギンガマン』(一部のみ)、『ハリケンジャー』、『マジレンジャー』、『ボウケンジャー』(一部のみ)、『ゲキレンジャー』(一部のみ)、『シンケンジャー』、『ゴセイジャー』
所属ライダー
BLACK』、『RX』、『J』、『クウガ』、『アギト』、『555』(一部のみ)、『剣』(一部のみ)、『響鬼』、『キバ』、『ディケイド』、『W』(一部のみ)
所属メタルヒーロー
『ジライヤ』、『ウインスペクター』(一部のみ)、『ソルブレイン』(一部のみ)、『エクシードラフト』(一部のみ)、『BFカブト』(一部のみ)
その他の所属ヒーロー
『イナズマン』
ダークアライアンス (Dark Alliance)
第2弾より登場。歴代戦隊・仮面ライダー・メタルヒーローの悪役や登場時に悪役だったキャラクターで構成される。強力だがリスクも併せ持つ。カテゴリカラーは
マルチカテゴリ
複数のカテゴリを有するカード

エクスパンションリスト

第1弾 英雄の再誕
  • 発売型式:スターターボックス&ブースターパック&自販機ブースター
    • 全66種類+スターター専用カード4種
    • 収録作品(メモリアルカード除く):『太陽戦隊サンバルカン』『大戦隊ゴーグルファイブ』『科学戦隊ダイナマン』
    • 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『激走戦隊カーレンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』
    • 『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』『轟轟戦隊ボウケンジャー』
2006年2月下旬発売。30戦隊のメモリアルカード(1戦隊につき1枚)がレアカードとして登場。一部イラストは石ノ森章太郎野口竜が手がけた、その作品の放映当時のアイキャッチに使われたものが採用されている。
自販機ではこれらのレアカードが2回に1回の確率で出る仕組みになっていた。初版と再版が存在し、カードの仕様が一部異なる。カード裏面のレンジャーズストライクの文字の間に「・」が付いているものが初版。
第2弾 二人の黒騎士
  • 発売型式ブースターパック&自販機ブースター
    • 全52種類
    • 収録作品:『秘密戦隊ゴレンジャー』『太陽戦隊サンバルカン』『科学戦隊ダイナマン』『超電子バイオマン』『電撃戦隊チェンジマン』
    • 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『激走戦隊カーレンジャー』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『忍風戦隊ハリケンジャー』
    • 『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』『轟轟戦隊ボウケンジャー』
2006年5月下旬発売。新勢力「ダークアライアンス」と母艦ユニットが初登場。
第3弾 三界の獅子
  • 発売型式:ブースターパック&自販機ブースター
    • 全 52 種類+シークレットレアカード1種+スターター専用カード4種
    • 収録作品:『秘密戦隊ゴレンジャー』『超電子バイオマン』『電撃戦隊チェンジマン』『超獣戦隊ライブマン』
    • 『五星戦隊ダイレンジャー』『超力戦隊オーレンジャー』『激走戦隊カーレンジャー』『百獣戦隊ガオレンジャー』
    • 『忍風戦隊ハリケンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『轟轟戦隊ボウケンジャー』
2006年8月上旬発売。漫画家村枝賢一がイラストを描き下ろした「アカレンジャー」のカードも収録。
巨大ロボのマルチ合体を再現した新ナンバー「ジョイントコンビネーション」が登場。また、同時期に1弾から3弾+スターター専用カードで組まれた二種類の構築済みデッキ(ダイタンケンをメインとした「轟の翼 〜ダイタンケン〜デッキ」と、ボウケンシルバーをメインとした「銀の冒険者 〜ボウケンシルバー〜デッキ」)も併せて発売された。
第4弾 四雄の覚醒
  • 発売型式:ブースターパック&自販機ブースター
    • 全64種類+シークレットレアカード1種
    • 収録作品は『秘密戦隊ゴレンジャー』『科学戦隊ダイナマン』『超電子バイオマン』『超新星フラッシュマン』
    • 『超獣戦隊ライブマン』『五星戦隊ダイレンジャー』『超力戦隊オーレンジャー』『激走戦隊カーレンジャー』
    • 『未来戦隊タイムレンジャー』『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』
    • 『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』『轟轟戦隊ボウケンジャー』
2006年11月下旬発売。本弾よりレアリティにノーマルレアが追加された。
アバレモードなどの戦隊のパワーアップ形態、『スーパー戦隊Vシネマ』からのカードも登場。
第5弾 五龍の激鱗
  • 発売型式:スターターボックス&ブースターパック&自販機ブースター
    • 全100種類+シークレットレアカード2種+スターター専用カード5種
    • 収録作品:『秘密戦隊ゴレンジャー』『バトルフィーバーJ』『超電子バイオマン』
    • 『超新星フラッシュマン』『超獣戦隊ライブマン』『地球戦隊ファイブマン』『鳥人戦隊ジェットマン』
    • 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『五星戦隊ダイレンジャー』『超力戦隊オーレンジャー』『激走戦隊カーレンジャー』
    • 『未来戦隊タイムレンジャー』『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』
    • 『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』『轟轟戦隊ボウケンジャー』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
2007年3月下旬発売。スターターボックスはこれまでの再録カードと新規カードで構成される基本セット的役割を果たす。同年の新戦隊であるゲキレンジャーも収録された。
第6弾 紅き六戦士の帰還
  • 発売型式:ブースターパック&自販機ブースター
    • 全84種類+シークレットレアカード2種
    • 収録作品:『秘密戦隊ゴレンジャー』『電子戦隊デンジマン』『太陽戦隊サンバルカン』『科学戦隊ダイナマン』
    • 『超新星フラッシュマン』『光戦隊マスクマン』『地球戦隊ファイブマン』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
    • 『激走戦隊カーレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『未来戦隊タイムレンジャー』
    • 『百獣戦隊ガオレンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』
    • 『轟轟戦隊ボウケンジャー』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
2007年9月21日発売。バルイーグルを始め、過去に収録されたレッド6人が新イラスト・新テキストで復活。曽我町子が演じた4キャラクターも収録された。
第7弾 七忍の炎陣
  • 発売形式:スターターボックス&ブースターパック&自販機ブースター
    • 全74種類+シークレットレアカード1種+プロモーションレアカード1種+スターター専用カード3種
    • 収録作品:『バトルフィーバーJ』『科学戦隊ダイナマン』『光戦隊マスクマン』『鳥人戦隊ジェットマン』
    • 『忍者戦隊カクレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『未来戦隊タイムレンジャー』
    • 『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』
    • 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』
2008年3月下旬発売。本弾より新ルールとして「タッグストライク」が導入された他、巨大ロボの追加条件が緩和されて使いやすくなった。
また、同年の新戦隊であるゴーオンジャーも収録された。
第8弾 究極の八神
  • 発売形式:ブースターパック&自販機ブースター
    • 全98種類+シークレットレアカード1種
    • 収録作品:『超電子バイオマン』『電撃戦隊チェンジマン』『鳥人戦隊ジェットマン』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
    • 『五星戦隊ダイレンジャー』『忍者戦隊カクレンジャー』『超力戦隊オーレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』 
    • 『百獣戦隊ガオレンジャー』『忍風戦隊ハリケンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』
    • 『轟轟戦隊ボウケンジャー』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』
2008年9月下旬発売。
第9弾 蒼九の翼
  • 発売形式:スターターボックス&ブースターパック&自販機ブースター
    • 全80種類+シークレットレアカード1種+スターター専用カード6種
    • 収録作品:『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』『超獣戦隊ライブマン』『鳥人戦隊ジェットマン』
    • 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『忍者戦隊カクレンジャー』『電磁戦隊メガレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』 
    • 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『百獣戦隊ガオレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』
    • 『轟轟戦隊ボウケンジャー』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『侍戦隊シンケンジャー』
2009年3月下旬発売。同年の新戦隊であるシンケンジャーも収録された。
空中戦を再現した新能力「ウィング」、巨大ロボによる一発逆転を再現した新能力「ブラスト」が登場。またS・M・L・XLに続き、巨大ロボに合体するマシンを1つのカードに纏めた新サイズ「スクランブル(SC)ユニット」が追加された。
テキストの書式を含むカードフォーマットも大きく変更され、クロスギャザーへの橋渡しも兼ねた最後の戦隊だけのエキスパンションとなった。






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