9代目 B15型系とは? わかりやすく解説

9代目 B15型系(1998年 - 2006年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:41 UTC 版)

日産・サニー」の記事における「9代目 B15型系(1998年 - 2006年)」の解説

ボディタイプ4ドアセダンのみでなおかつ歴代サニー唯一派生モデル存在せず、完全な国内専用車となったプラットフォームMSプラットフォーム。ただし、ディーゼル車1999年9月まではB14型車が併売されていた。開発主管は、B14型に引続き深井吉男が担当エンジン新開発のQG13DE型、QG15DE型リーンバーン/LEV、可変バルブリフト&タイミング機構付きNEO VVL」を採用したSR16VE型、QG18DD型NEO Di直噴ガソリンの4機種6仕様エンジン用意されていた。また、歴代サニーとして最初にして最後となる、ハイパーCVT搭載モデル存在した。さらに、ホイールPCDB11型以前と同じ114.3 mmに戻る。ヘッドランプバルブ希少なIH01型を採用オーディオクラス初の専用デザインラジオチューナーあるいはカセットチューナーとなり1DIN変更されややヘッドランプオーディオ自由度先代サニーより低くなってしまった。スポーツグレードである「1.6 VZ-R」には、B14型系ルキノクーペやN15型系のパルサー及びルキノハッチで採用された青いヘッドカバーの1.6L「NEO VVLエンジンSR16VE型を搭載無鉛プレミアムガソリン仕様トランスミッション5速MTのみ。後輪サスペンションはマルチリンクビーム式を8代目から踏襲し、9インチゴルフバッグ4つ入る広大なラゲッジスペースを実現している。4輪ディスクブレーキ装備しエアコンマニュアルエアコンのみの設定で、「スーパーサルーン」系に匹敵する快適装備有する当時サニー求める層は高齢化進んでいたこともあり、312台弱の販売とどまり2000年8月販売終了1998年10月26日 - B15型にモデルチェンジ1999年9月14日 - YD22DD型NEO Di直噴ディーゼル搭載車追加同社国内向けセダン型小型乗用車としては最初にして最後搭載であった1999年11月 - 北米向けセントラCA (Clean Air) がカリフォルニア大気資源委員会 (California Air Resources Board ) の制定する排気基準値ベーパーガソリン蒸気排出ゼロ規制値クリアし、またガソリン車として世界初車載故障診断システムレベルII (OBDII) 要件合致している車として認定された。 2000年1月12日 - 「スーパーサルーン スプレンド」を追加2000年5月29日 - サニー販売35周年記念した特別仕様車EXサルーン スプレンド」を発売専用色としてホワイト/ブルーイッシュシルバーツートーンが設定されるほか、専用シートエンブレムなどが装備される2000年9月29日 - 内外装一部変更しグレード体系変更。SR16VE型搭載の「1.6 VZ-R」が廃止された。 2000年12月27日 - 特別仕様車1500スーパーサルーン NAVIエディション」、「1500EXサルーン スプレンド」を発売2001年4月19日 - QG15DEエンジン搭載2WD車が全車「良-低排出ガス車となったあわせてグレード体系装備見直し行った。「スーパーサルーンSV」、「EXサルーンSV」を追加2001年12月20日 - 「スーパーサルーン SVリミテッド」および「EXサルーン SVリミテッド」を追加2002年5月13日 - マイナーチェンジが行われ、フロントマスクの変更バンパーは全塗装化および大型化された。さらにはアクティブヘッドレスト採用および内装仕様変更なされたほか、排出ガス規制強化にともない2.2L直噴DOHCディーゼルエンジン (YD22DD) と1.8L NEO Di直噴ガソリンエンジン (QG18DD) がラインナップから落とされる車名ロゴが「Sunny」から、NE-01の「SUNNY」に変更されCI現行のものに変更された。 2003年5月20日 - 日産自動車創業70周年記念車である「1500EXサルーン 70th」、「1500スーパーサルーン 70th」を発売ETCユニット本革ステアリングなどを装備する2003年10月22日 - 70周年記念特別仕様車第2弾である「1500EXサルーン 70th-」、「1500スーパーサルーン 70th-」を発売。プラズマクラスターイオンエアコン(除菌機能付)や消臭天井IR(赤外線)/UVカットグリーンガラスなどを装備する2004年4月7日特別仕様車「1500EXサルーン Limited」、「1500スーパーサルーン Limited」を発売。尚、特別仕様車発売機にグレード体系見直しが行われた。 2004年5月 末- 日本国内向B15型のオーダーストップ並びに生産終了以後在庫のみの対応となる。 2004年10月31日 - 日本国内向けB15型の販売終了販売間中新車登録台数累計311125日本国内向けとしては38年歴史に幕下ろした以後同社のこのクラスセダン2016年末までティーダラティオ(→ラティオ)が担うこととなる。 2005年2月 - パキスタン輸出開始2006年 - 海外向けB15型の生産・販売終了7代目メキシコ仕様である「ツル」を除いたサニー40年歴史に幕下ろしたモータースポーツ 2004年 - SCCAスピードワールドチャレンジ・ツーリングカーシリーズに北米向けB15型「セントラSE-R」が参戦2004年6月 - 第3オハイオ州レキシントン ミッドオハイオ・スポーツカー・コース 3位入賞 2004年7月 - 第4戦 インフィネオン・グランプリ カリフォルニア州ソノマ インフィネオン・レースウェイ 3位入賞 2004年7月 - 第5戦 インフィネオン・グランプリ 24完走

※この「9代目 B15型系(1998年 - 2006年)」の解説は、「日産・サニー」の解説の一部です。
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