食細胞とは? わかりやすく解説

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しょく‐さいぼう〔‐サイバウ〕【食細胞】

読み方:しょくさいぼう

食作用をもつ細胞総称高等動物では、細菌異物老朽細胞などを取り込んで消化する機能をもつ白血球好中球マクロファージなどがある。貪食細胞


食細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 10:14 UTC 版)

食細胞(しょくさいぼう、ファーゴサイト、phagocyte)とは、動物体内で組織間隙を遊走し、食作用をもつ細胞の総称[1]細胞性免疫を担い、外来の微生物などの異物を呑み込み、破壊する。


  1. ^ a b 食細胞”. マイペディア日立ソリューションズ. コトバンク (2010年5月). 2013年3月1日閲覧。
  2. ^ 新井康允. “マクロファージ”. 日本大百科全書(小学館). Yahoo!百科事典. 2013年3月1日閲覧。


「食細胞」の続きの解説一覧

食細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:08 UTC 版)

自然免疫系」の記事における「食細胞」の解説

詳細は「食細胞」を参照 食細胞とは、文字通り食べ細胞」という意味である。食細胞は、病原体粒子呑み込む食作用免疫細胞である。粒子病原体取り込む為に、食細胞は細胞膜一部拡張し粒子包み込まれる(粒子細胞内に入る)まで、膜を粒子周り巻きつけます細胞内侵入した病原体は、ファゴソーム中に収められリソソーム合流するリソソームには、粒子生物殺したり消化したりする酵素や酸が含まれている。一般的に、食細胞は病原体探して体内巡回するが、サイトカイン呼ばれる他の細胞作り出す高度に専門化された分子シグナル群に反応する事も出来る。免疫系の食細胞には、マクロファージ好中球樹状細胞等がある。 宿主自身細胞貪食する事は、通常の組織発達維持一環としてよく行われる宿主細胞アポトーシス感染による細胞傷害によって死滅した場合、食細胞はその細胞患部から除去する役割を果たす死んだ細胞除去する事で、新し健康な細胞成長と発達促進するファゴサイトーシスは、組織損傷後治癒プロセスにおいて重要な役割果たしている。

※この「食細胞」の解説は、「自然免疫系」の解説の一部です。
「食細胞」を含む「自然免疫系」の記事については、「自然免疫系」の概要を参照ください。

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