身喰らう蛇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 21:31 UTC 版)
「英雄伝説VI 空の軌跡」の記事における「身喰らう蛇」の解説
※この「身喰らう蛇」の解説は、「英雄伝説VI 空の軌跡」の解説の一部です。
「身喰らう蛇」を含む「英雄伝説VI 空の軌跡」の記事については、「英雄伝説VI 空の軌跡」の概要を参照ください。
身喰らう蛇(ウロボロス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:04 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「身喰らう蛇(ウロボロス)」の解説
世界に暗躍する謎の結社で、単に《結社》とも呼ばれる。《盟主》(グランドマスター、めいしゅ)と呼ばれる人物を筆頭に、蛇の使徒(アンギス、へびのしと)や、執行者(レギオン、しっこうしゃ)と呼ばれる常人離れした戦闘力を持つエージェントを多数従えている。他を大幅に超えた高度な導力技術を有し、大小の様々な人形兵器、導力ネットワーク技術、更には巨大な飛行戦艦まで、独自開発し運用する。作中で起きる多くの事件の影で暗躍している。特に《教会》とは長い間対立しており、歴史の裏で幾度も渡り合った宿敵となっている。またその活動内容から民間人の保護を理念とする遊撃士協会とも浅からぬ因縁がある。 「身喰らう蛇」の読みは「ウロボロス」だが、単に「みくらうへび」と呼ばれることも多い。 蛇の使徒(アンギス) 《結社》の実動部隊幹部で、各々が何らかの特殊能力を持つ。第一柱から第七柱までの7人が存在。使徒同士の対立や、個々の計画から離脱することはあるが、全員が《盟主》に対して絶対の忠誠を誓っている。 執行者(レギオン) 《結社》の実動部隊の役割を担う構成員で、全員が桁外れな戦闘能力を誇る。《蛇の使徒》の傘下として彼らの計画を実行する存在だが、計画参加にあたって上位者である使徒の命令に従う義務はなく、参加不参加は各自の意思に委ねられている。個人的な事情で《結社》の活動を妨害したり、《結社》から抜けたりした場合も《執行者》の一員として扱われ続ける。 《執行者》となるには「実力以外に心に闇を抱えていることが条件」であるとされ、戦闘能力が《執行者》並であっても勧誘されない者もいる。 《執行者》になると「執行者ナンバー」と呼ばれる番号が与えられ、これまで登場している《執行者》全員がおおむね戦闘スタイルに対応した何らかの二つ名と合わせて名乗っている。 十三工房 《結社》の技術部門で、古代技術を持つ12の工房のネットワークから成り、エプスタイン財団やZCFなどよりも高度な技術を持つ。総括責任者はF・ノバルティス博士。 ヨルグ・ローゼンベルクの《ローゼンベルク工房》、エレボニア帝国の《地精》たちの《黒の工房》などで構成され、フランツ・ラインフォルトのように個人で協力している者もいる。 鉄機隊 / 戦乙女 《蛇の使徒》第七柱アリアンロード直属で、《結社》の中でも最強と呼ばれる戦闘部隊。筆頭隊士である神速のデュバリィ以下、剛毅のアイネス、魔弓のエンネアの3名はアリアンロードの直弟子でもあり、それぞれ執行者に迫る戦闘能力を持つ。《戦乙女》と呼ばれるこの3名の隊士のほか、専用に調整されたスレイプニルという人形兵器を戦力として保有する。 強化猟兵 《結社》の戦闘員たちで、暗示と集中訓練によって短期間で身体強化されている。《結社》の構成員として行動中もその精神には暗示によるロックがかかっていて、余計な情報を外部に漏らせないようになっているほか、用済みとなって解放される時も《結社》での記憶は消去される。「猟兵」と名付けられているが、暗示のため突発的な状況に対処できないという弱点があり、個々の戦闘能力は高位の猟兵団のそれには劣る。 オルフェウス最終計画 《結社》が進める謎の計画。複数の段階があり、「閃IV」までで3種類の計画の存在が明らかとなっている。 盟主にとっては「7つの至宝がこの可能世界において人の手で如何なる結末を迎えるのか。それを導き、見届けること自体」に意味がある計画で、福音計画と幻焔計画はどちらも見届け役としてカンパネルラを遣わしている。執行者が各計画に参加するかしないかは各自の意思に委ねられており、上位者である《蛇の使徒》も参加を強制することはできない。 福音計画(ふくいんけいかく) 「オルフェウス最終計画」の第一段階。《空》の至宝《輝く環(オーリ・オール)》の顕現とその結末を見届けることを目的としたもので、《輝く環》の封印状態の都合上、4つの段階を踏む計画となっており、「空の軌跡FC」と「SC」でその顛末が描かれた。 まず、《環》を『時間凍結』させていた《第一結界》はアラン・リシャールらを記憶操作によって無意識下で協力させ、《ゴスペル(福音)》を使って解除させた(第1段階)。その後、異次元にある《環》への接続実験を繰り返すことで《ゴスペル》の完成度を上げていき(第2段階)、実験成果を反映させ《ゴスペル》を発展させた《β》によって《第二結界》の要であるデバイスタワー(四輪の塔)の機能を停止させ、《輝く環》を浮遊都市《リベルアーク》とともに異次元から解放することに成功する(第3段階)。 計画を主導していたゲオルグ・ワイスマンは、最終段階として、《環》によって人を絶対の理性と究極の知性を持つ段階まで進化させることを目的としていたが、結果としてエステル・ブライトらによって阻まれ、リベルアークは崩壊する。《輝く環》はカンパネルラによって回収され、《盟主》に献上された。 幻焔計画(げんえんけいかく) 「オルフェウス最終計画」の第二段階。二幕構成の計画になっていて、作品中では「碧の軌跡」から「閃の軌跡IV」までの5作に渡って描かれた。 「碧」においてクロスベルで進められた部分が第1幕で、『閃』においてエレボニア帝国で進められた部分が第2幕となっており、第1幕はノバルティスとアリアンロード、第2幕はヴィータ・クロチルダがそれぞれ主導した。 第1幕はクロスベル自治州で行われ、霊脈(七耀脈)の活性化による奇蹟の顕現が試みられ、《幻》の至宝の再現である《零(ゼロ)の至宝》の誕生をもって終了する。 第2幕では帝国に舞台を移し、クロチルダは《蒼の騎神》と《灰の騎神》による相克を図るが、中途で《紅き終焉の魔王(エンド・オブ・ヴァーミリオン)》による横槍が入るとともに、結社とは別に《巨イナル黄昏》に向けた計画を進めていたギリアス・オズボーンに虚を突かれて計画の主導権を奪われる。結社は目的を《巨イナル一》の再錬成を見届けることに変更し、以降はオズボーン主導の計画遂行に協力する形をとった。《巨イナル一》の再錬成をもって計画は終了し、《焔》と《大地》の2つの至宝は消失した。 永劫回帰計画(えいごうかいきけいかく) 「オルフェウス最終計画」の第三段階。
※この「身喰らう蛇(ウロボロス)」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズ」の解説の一部です。
「身喰らう蛇(ウロボロス)」を含む「英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事については、「英雄伝説 軌跡シリーズ」の概要を参照ください。
身喰らう蛇(ウロボロス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「身喰らう蛇(ウロボロス)」の解説
詳細は「身喰らう蛇(ウロボロス)」を参照 大陸中で暗躍する謎の組織で、単に《結社》とも呼ばれる。主人公たちとは基本的に敵対する勢力として登場しており、黒幕として活動していたり、あるいは黒幕の協力者となっていたりするなど、さまざまな形で主人公たちと激突する。 《盟主》(グランドマスター) 登場作:「the 3rd」・「閃IV」・『創』 声:安田美和(『空』ドラマCD)→長久友紀(『空Evo』)→水瀬いのり(「閃IV」) 《身喰らう蛇》を統べる存在で、名前を含め、その全てが謎に包まれている存在。《蛇の使徒》たちにとっては唯一にして絶対とも言える存在で、全ての魂を導く至高の存在として、絶大な忠誠を受けている。 『オルフェウス最終計画』という謎の計画を主導している。 来歴 「閃IV」の20年前(1186年頃)、リアンヌ・サンドロット(アリアンロード)を結社に誘う。その後、ワイスマン、ヴィータらを使徒として取り込んでいく。 「the 3rd」 - 台詞のみの登場。《星辰(せいしん)の間》にて、《道化師》カンパネルラから《輝く環(オーリ・オール)》を受け取る。《福音計画》において犠牲となったワイスマン、レオンハルトらの死を悼むとともに、この事態を想定していたにもかかわらず、ワイスマンに全ての決定を委ね彼らに犠牲を強いてしまったことについて強い自責の念を吐露し、居並ぶ使徒たちを恐懼させる。この後に起こる揺れ戻し(《影の国》)については干渉する必要ないことを告げつつ、《福音計画》の完了と《幻焔計画》の開始を宣言する。 「閃IV」 - 半透明のホログラムではあるが、初めて姿を含めて登場する(顔の上半分は画面外に出ており見えない)。《星辰の間》にて、《幻焔計画》の顛末を聞き、焔と大地の至宝がゼムリア大陸のある次元から消失したことと、人の子がそれらを再び利用することはほぼ不可能となったことを告げる。“全ての無”へ至るまでおよそ3年であることを告げつつ、《幻焔計画》の完了と《永劫回帰計画》の開始を宣言する。 人物 どういった存在なのかは不明だが、声や「閃IV」で登場する姿は女性になっている。マリアベルからは「貴方という現象そのものが大いなる秘宝(アルス=マグナ)であるかのよう」と評され、自身は自らのことを「影」であり「世界に刻限を告げるだけの存在」と言う。 ワイスマン、レオンハルト、アリアンロードら計画で倒れた部下たちの犠牲を自分の責任と断言しているほか、自分を信じて別の道を探っているヴィータ、離脱したヨシュア、レン、シャロンに関しても価値ある選択肢だったと、特に咎めもしていない。逆に使徒たちからは信仰に近い絶大な忠誠を寄せられており、普段は粗野な話し方をする第四柱は《盟主》に対しては丁重な口調となり、意見の違いから結社と距離を置いたヴィータも《盟主》に対する忠誠は変わらないことを述べている。 《蛇の使徒》や《執行者》の数名には《外の理(ことわり)》で作られたという道具を与えており、ワイスマンの杖、レーヴェの「魔剣ケルンバイター」、マクバーンの「魔剣アングバール」などがそれらに該当する。 《盟主》は誰であるかを特定されないよう、演じる声優が毎回変えられている。
※この「身喰らう蛇(ウロボロス)」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「身喰らう蛇(ウロボロス)」を含む「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事については、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 身喰らう蛇のページへのリンク