戦闘部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:28 UTC 版)
アメリカ陸軍は、現在11個の現役師団と1個の展開可能な師団司令部(第7歩兵師団)及び独立部隊で編制されている。アメリカ陸軍の組織は、数年間にわたり軍拡傾向にあったが、現在は縮小傾向にある。2013年6月、陸軍は2015年までに32個旅団戦闘団、現役兵力49万人までに縮小する計画を発表している。アメリカ陸軍参謀総長レイモンド・オディエルノ大将は、更に2018年までに現役兵力45万人、陸軍州兵33万5,000人、予備役19万5,000人に縮小すると発表した。しかし、この計画はドナルド・トランプ大統領により破棄され、2017年10月までに現役兵力を16,000人に増員し、合計47万6,000人とする計画を発表した。州兵と陸軍予備役も、小幅な増員をすると見られる。 陸軍州兵と陸軍予備役は、8個師団と27個旅団戦闘団、複数の戦闘支援及び戦闘業務支援部隊、独立大隊(騎兵、歩兵、砲兵、航空、工兵、支援)によって組織されている。特に心理戦や民事作戦を実施する部隊は、事実上全て陸軍予備役で編制されている。 アメリカ陸軍総軍 (FORSCOM) 直轄部隊 第1軍団 第3軍団 第5軍団 第18空挺軍団 第1軍 アメリカ陸軍予備役司令部 治安部隊支援コマンド 第20CBRNEコマンド 第32陸軍航空・ミサイル防衛コマンド アメリカ陸軍航空管制業務コマンド 現役部隊部隊名上位部隊 第1機甲師団 第3軍団 第1騎兵師団 第3軍団 第1歩兵師団 第3軍団 第2歩兵師団 第1軍団 (CONUS)第8軍 (OCONUS) 第3歩兵師団 第18空挺軍団 第4歩兵師団 第3軍団 第7歩兵師団 第1軍団 第10山岳師団 第18空挺軍団 第11空挺師団 第1軍団 第25歩兵師団 第1軍団 第82空挺師団 第18空挺軍団 第101空挺師団 第18空挺軍団 第2騎兵連隊 アメリカ欧州・アフリカ陸軍 第3騎兵連隊 第3軍団 第173空挺旅団 アメリカ欧州・アフリカ陸軍 州兵部隊部隊名位置 第28歩兵師団 ペンシルバニア州、オハイオ州、メリーランド州 第29歩兵師団 バージニア州、メリーランド州、ノースカロライナ州、フロリダ州 第34歩兵師団 ミネソタ州、ウィスコンシン州、アイオワ州、アイダホ州 第35歩兵師団 カンザス州、ミズーリ州、イリノイ州、オクラホマ州、ジョージア州、アーカンソー州、ネブラスカ州 第36歩兵師団 テキサス州、ルイジアナ州、ミシシッピ州 第38歩兵師団 インディアナ州、ミシガン州、オハイオ州、テネシー州 第40歩兵師団 アリゾナ州、カリフォルニア州、ハワイ州、オレゴン州、ワシントン州 第42歩兵師団 ニューヨーク州、ニュージャージー州、バーモント州
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