確率分布とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 統計 > 分布 > 確率分布の意味・解説 

かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】

読み方:かくりつぶんぷ

確率変数のとる値に対し、その値をとる確率分布状態。


確率分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 05:18 UTC 版)

確率分布(かくりつぶんぷ、: probability distribution)は、確率変数に対して、各々の値をとる確率全体を表したものである。日本産業規格では、「確率変数がある値となる確率,又はある集合に属する確率を与える関数」と定義している[1]


出典

  1. ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 1.3 確率分布.
  2. ^ Klenke, Achim (2014). Probability Theory: A Comprehensive Course (Second ed.). Springer. p. 41. ISBN 978-1-4471-5360-3. "We write if and say that has distribution ." 
  3. ^ a b JIS Z 8101-1 : 1999, 1.4 2次元分布関数.
  4. ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 1.6 周辺分布.
  5. ^ 今野 1995, 第1章パーコレーションのモデル.
  6. ^ 今野 1995, 第2章分岐過程.
  7. ^ 今野 1995, 第4章無限粒子系.
  8. ^ 今野 1995, 第5章その他のモデル.

注釈

  1. ^ 標本点あるいは結果 (確率論)のこと



確率分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 09:03 UTC 版)

正規化」の記事における「確率分布」の解説

確率密度関数については、横軸アフィン変換平均を0、分散を1にすることを正規化という。正規化することで、標準正規分布関数との、あるいは確率密度関数同士比較容易になる

※この「確率分布」の解説は、「正規化」の解説の一部です。
「確率分布」を含む「正規化」の記事については、「正規化」の概要を参照ください。


確率分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/10 14:35 UTC 版)

ゾッキヘドロン」の記事における「確率分布」の解説

いくつかの面が他の面よりも間隔が狭いような不均一な配置により、いくつかの数値が他の数値よりも出目頻度多くなることが疑われた。ホワイトドワーフ掲載されテストでは、ゾッキヘドロンを5164回ロールした結果出目頻度不均一であると結論付けられた。一部数値は他の数値よりも大幅に多くなった。93超える数値、および8未満数値の出る確率が低い結果となったテスト公開された後、ゾッキヘドロン再設計され、全ての面がより均等に配置されるようになった

※この「確率分布」の解説は、「ゾッキヘドロン」の解説の一部です。
「確率分布」を含む「ゾッキヘドロン」の記事については、「ゾッキヘドロン」の概要を参照ください。


確率分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 02:11 UTC 版)

ミクロカノニカルアンサンブル」の記事における「確率分布」の解説

小正準集団孤立系対応する孤立系ではエネルギー保存する。 系が小正準集団にあるとき、微視的状態 ω をとる確率分布 p(ω) は p ( ω ) = 1 W ( E ) χ Ω ( E ) ( ω ) {\displaystyle p(\omega )={\frac {1}{W(E)}}\chi _{\Omega (E)}(\omega )} で定義される。この確率分布を小正準分布と呼ぶ。ここで、E は系の巨視的なエネルギーである。 集合 Ω(E) は Ω ( E ) = { ω ; E − δ E < E ( ω ) ≤ E } {\displaystyle \Omega (E)=\{\omega ;E-\delta E<E(\omega )\leq E\}} であり、系が微視的状態 ω をとるときのエネルギー E(ω) が、巨視的なエネルギー E と(殆ど)等しくなるような微視的状態 ω の集合である。 χ は Ω(E)指示関数で ω が Ω(E)属すならば 1 を、さもなくば 0 を返す関数である。つまり、 χ Ω ( E ) ( ω ) = { 1 ω ∈ Ω ( E ) 0 ω ∉ Ω ( E ) {\displaystyle \chi _{\Omega (E)}(\omega )={\begin{cases}1&\omega \in \Omega (E)\\0&\omega \notin \Omega (E)\\\end{cases}}} である。微視的状態 ω∈Ω(E)全て等し重み出現しており、これを等確率の原理という。 確率分布の分母現れる規格化定数 W(E) は W ( E ) = ∑ ω χ Ω ( E ) ( ω ) = ∑ ω ∈ Ω ( E ) 1 {\displaystyle W(E)=\sum _{\omega }\chi _{\Omega (E)}(\omega )=\sum _{\omega \in \Omega (E)}1} である。W(E)微視的状態 ω の数であり、状態数とも呼ばれる

※この「確率分布」の解説は、「ミクロカノニカルアンサンブル」の解説の一部です。
「確率分布」を含む「ミクロカノニカルアンサンブル」の記事については、「ミクロカノニカルアンサンブル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「確率分布」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

確率分布

出典:『Wiktionary』 (2021/11/30 04:48 UTC 版)

名詞

確率 分布かくりつぶんぷ

  1. 数学確率変数各々についてそれが起こる確率対応付けたもの。

発音(?)

か↗くりつぶ↘んぷ

関連語


「確率分布」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



確率分布と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「確率分布」の関連用語

確率分布のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



確率分布のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本オペレーションズ・リサーチ学会日本オペレーションズ・リサーチ学会
Copyright (C) 2024 (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの確率分布 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの正規化 (改訂履歴)、ゾッキヘドロン (改訂履歴)、ミクロカノニカルアンサンブル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの確率分布 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS