宋版一切経とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 宋版一切経の意味・解説 

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 1693
枝番 00
指定年月日 1955.02.02(昭和30.02.02)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 4354帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 1786
枝番 00
指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 3750帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 1878
枝番 00
指定年月日 1958.02.08(昭和33.02.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 (内写経四百五十七帖・和版八十七帖)
員数 2766帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経(内和刻本七帖・補写本十八帖)

主名称: 宋版一切経(内和刻本七帖・補写十八帖)
指定番号 2050
枝番 00
指定年月日 1961.06.30(昭和36.06.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 6087帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 2108
枝番 00
指定年月日 1964.01.28(昭和39.01.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 6096帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 2150
枝番 00
指定年月日 1965.05.29(昭和40.05.29)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 5969帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経

主名称: 宋版一切経
指定番号 2180
枝番 00
指定年月日 1967.06.15(昭和42.06.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 3752帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文: 南宋時代作品

宋版一切経〈内元版千七百八十九帖/宋写本三十三帖/江戸写本百四十四帖〉

主名称: 宋版一切経〈内元版七百八十九帖/宋写本三十三帖/江戸写本四十四帖〉
指定番号 2203
枝番 00
指定年月日 1969.06.20(昭和44.06.20)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 4686帖
時代区分 南宋元・江
年代
検索年代
解説文:  この一切経は、江戸初期毛利輝元から徳川家康献上され家康から喜多院寄進されたものである版の種類南宋思溪【しけい】版二六九一帖、同磧砂【せきしや】版三九帖、元普寧寺【ふねいじ】版一七八九帖、それに南宋補写三三帖、江戸期補写一四四帖が加わっている。
 これらの中には大般若経は一帖もはいっていない。中に各版の刊行を示す刊記や、伝来を示す珍しい印記(思溪版に「渤海記」「清河朱印普寧寺版に「三韓朱印)などあり、資料的価値高めている。東洋印刷文化史上の貴重な遺品である。

宋版一切経〈宋版三千百一帖/和版二百十七帖、写本百六十八帖〉

主名称: 宋版一切経〈宋版三千百一帖/和版二百十七帖、写本六十八帖〉
指定番号 2500
枝番 00
指定年月日 1997.06.30(平成9.06.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 3486帖
時代区分 南宋
年代
検索年代
解説文:  本一切経金沢称名寺伝来した三、四八六帖からなる宋版一切経で、福州開元寺版(二、一一六帖)と福州東禅寺版(九七八帖)を中心に一部思渓版(七帖)、和版二一七帖)、写本一六八帖)をもって補った蔵経である。本一切経は、北条実時一二二四-七六)の「依律法興行御願、有経律論之奉請」との意向により、常陸小田三村山清涼院の「貞(定)舜」を入宋させて弘長元年一二六一)に「福州」から将来し、金沢称名寺寄進したものである。
 宋版体裁はいずれ折本装で一紙三〇行、一行一七字、一折六行である。上下単辺で、版心に函名、巻数紙数、刊年、施主名、刻工者名を記す。表紙紺地表紙料紙黄蘗染紙である。一部訓点として朱句切点ヲコト点博士家点)、墨仮名点・返点などがみられる経典名の下には千字文確認できるこのうち中心占め開元寺版は政和二年(一一一二)から紹興二十一年一一五一)に至る四〇年間開版されたものであるが、本一切経開元寺版は巻頭題記等から、その多く南宋印行本であることが知られる東禅寺版は北宋元豊三年一〇八〇)から政和二年にかけて開版されたものであるが、本一切経東禅寺版は崇寧元・同二年(一一七・八)などの巻頭題記からおよそ五種類に分けられる。『大般若波羅蜜多経』巻八十一などの版心には「日本国慶政捨」の捨銭記がみえ、東禅寺一切経開版事業対す入宋僧のかかわり一端知られ興味深い宋版補った和版は『大方広仏華厳経』『大般涅槃経』などの五部大乗経であり、その体裁などは宋版と略同じである。『大乗大方日蔵経』巻十などには「奉施入金沢称名寺徳治二年二月廿五日、尼蓮如」という施入墨書があり、上部欄外墨書校合書入みられる大方広仏華厳経』は湛睿一二一-一三四六)による書入確認できることから、和版遅くとも鎌倉時代後期版本ということになる。『大方広仏華厳経巻一には「日本国相州霊山沙門宝積如心寂慧等謹募衆縁、奉開鏤大蔵経為国安民安四恩法界仏果円満也」という開版記がみえる。五部大乗経施主としては「源宗定」「佐渡守護」「大法師親瑜」等僧俗老若男女存在確認できる五部大乗経が、将来後半世紀を経ぬ時点和版をもって補われている事実は、称名寺一切経が実時の寄進当初より五部大乗経部分欠いていたことをうかがわせ、実時による西大寺への寄進将来の一分を分割寄進した可能性推測させて興味深い写本経典類には大乗論である『大方広仏華厳経合論』などが多数含まれている。奥書には「福州大中寺印造」「福州東禅印行」などとみえ、書写に際して宋版本を底本として用いていたことが知られる。『大宋高僧伝』は書写奥書から正和二年(一三一三)に鎌倉禅興寺建長寺寿福寺などの禅宗寺院禅僧によって分担され書写されたことが知られ当時鎌倉における禅僧写経活動一端うかがわれて貴重である。
 附とした版本一切経目録一幅は、中央の釈迦像を中心に千字文配した版本一切経目録であり、その形式から東禅寺一切経目録可能性が高いと認められるのである。よって、その伝来を尊重して、その保存を図ることとしたい。
 このように金沢称名寺伝来する宋版一切経は日宋交流史、仏教文化史上に重要であるのみならず西大寺律宗東国への展開と北条氏との関係を知るうえでも注目され、かつ東国において伝来由緒が明白でまとまった宋版一切経遺品として貴重である。
重要文化財のほかの用語一覧
書跡・典籍:  宋版一切経  宋版一切経  宋版一切経  宋版一切経  宋版三蘇先生文粹  宋版予章先生集  宋版予章黄先生文集



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宋版一切経」の関連用語

宋版一切経のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宋版一切経のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2024 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS