喜多院

デジタル大辞泉

きた‐いん〔‐ヰン〕【喜多院】

読み方：きたいん

埼玉県川越市にある天台宗の寺。山号は星野山、院号は仏地院。天長7年（830）円仁の開創と伝える。永仁年間（1293〜1299）尊海が中興、関東天台宗の中心となる。慶長年間（1596〜1615）天海が家康の保護を受けて復興。川越大師。

国指定文化財等データベース

喜多院

名称：	喜多院
ふりがな：	きたいん
名称(棟)：	客殿
名称(ふりがな)：	きゃくでん
番号：	1081
種別１：	近世以前／住宅
国宝重文区分：	重要文化財
指定年月日：	1946.11.29(昭和21.11.29)
員数(数)：	1
員数(単位)：	棟
代表都道府県：	埼玉県
都道府県：	埼玉県川越市小仙波町1
所有者名：	喜多院
指定基準：
管理団体名：
管理団体住所：
管理団体指定年月日：
構造形式：	桁行八間、梁間五間、床、違棚及び仏間附属、一重、入母屋造、 こけら葺
時代区分：	江戸前期
年代：	寛永15（1638）
解説文：

重要文化財のほかの用語一覧

近世以前(住宅)：

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寺院名辞典

喜多院

読み方：キタイン（ｋｉｔａｉｎ）

別名 川越大師

宗派 天台宗

所在 埼玉県川越市

本尊 阿弥陀如来、慈恵大師、慈眼大師

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

喜多院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/11 23:15 UTC 版)

喜多院（きたいん）は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院。山号は星野山（せいやさん）。良源（慈恵大師、元三大師とも）を祀り川越大師の別名で知られる。建物の多くが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっている。1月3日の初大師（だるま市）、節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなど諸行事はむろん、四季折々の行楽客で賑わう。小江戸川越七福神めぐりの第3番で大黒天を祀る。境内にある五百羅漢の石像も有名である。毎年、正月三が日の初詣には埼玉県内の寺院の中では最も多い約40万人の参詣客が訪れる。