やま【夜摩】
読み方:やま
《(梵)Yāmaの音写》ヒンズー教の神。赤目、黒光りする肌で、黄衣を着て縄を手に、人体から霊魂を力任せに引き抜き去るという。死に神よりも懲悪的性格が強い。仏教でいう閻魔(えんま)王の原形と考えられる。
やま【山】
読み方:やま
[名]
1 陸地の表面が周辺の土地よりも高く盛り上がった所。日本では古来、草木が生い茂り、さまざまな恵みをもたらす場所としてとらえる。また、古くは神が住む神聖な地域として、信仰の対象や修行の場とされた。「—に登る」「海の幸、—の幸」
2 鉱山。鉱物資源を採掘するための施設。また、採掘業。「—を閉鎖する」
3
㋑祭礼の山車(だし)で、1に似せて作った飾り物。舁(か)き山と曳(ひ)き山とがある。また、山鉾(やまぼこ)の総称。
㋒能や歌舞伎で、竹の枠に張った幕に、笹や木の枝葉をかぶせた作り物。
㋐高く積み上げたもの。「本の—が崩れる」「洗濯物の—」「—と積まれた荷物」
㋑物の一部で周辺よりも突出しているところ。「ねじの—がつぶれる」「帽子の—」
㋒振動や波動で、周囲よりも波形の高いところ。「計測された音波の—の部分」
5 たくさん寄り集まっていることや多いことを、1になぞらえていう語。「見物人の—」「宿題の—」
6 進行する物事の中で、高まって頂点に達する部分を1にたとえていう語。
㋐事の成り行きのうえで、それをどうのりこえるかで成否が決まるという、重要な部分。「病状は今日明日が—だ」「仕事が—を越える」→峠(とうげ)
㋑文芸などで、展開のうえで最も重要な部分。最もおもしろいところや、最も関心をひく部分。「この小説には—がない」
「学問は打棄って…、矢張浮気で妄想の恋愛小説を書いて見たいが—だから」〈魯庵・社会百面相〉
8 見込みの薄さや不確かさを、鉱脈を掘り当てるのが運まかせだったことにたとえていう語。
「何だか会社を始めるとか、始めたとか云うことを聞いたが、そんな—を遣って」〈秋声・足迹〉
9 犯罪事件。主に警察やマスコミが用いる。「大きな—を手がける」
「我妹子(わぎもこ)が入りにし—を便(よすか)とそ思ふ」〈万・四八一〉
「笠取の—と頼みし君をおきて涙の雨に濡れつつぞ行く」〈後撰・離別〉
「春は必ず—に来たり給へ。あたら妙音菩薩なり」〈読・春雨・樊噲〉
15 動植物名の上に付いて、山野にすんでいたり自生していたりする意を表す。「—猿」「—桃」
比叡山(ひえいざん)の称。また、そこにある延暦寺(えんりゃくじ)のこと。園城寺(おんじょうじ)を「寺」というのに対する語。
[下接語] 青山・明(あき)山・秋山・後(あと)山・石山・妹(いも)山・入らず山・岩山・姨捨(うばすて)山・海山・裏山・大山・奥山・折り山・肩山・金(かな)山・枯れ山・黒山・小山・先山・死出の山・芝山・柴(しば)山・島山・地(じ)山・新(しん)山・裾(すそ)山・砂山・関の山・背山・袖(そで)山・杣(そま)山・宝の山・立て山・手向(たむ)け山・築(つき)山・剣(つるぎ)の山・遠山・床(とこ)山・留(と)め山・外(と)山・夏山・螺子(ねじ)山・野山・禿(はげ)山・裸山・端(は)山・針の山・針山・春山・引き山・曳(ひ)き山・一山・人山・冬山・坊主山・ぼた山・深(み)山・焼け山・痩(や)せ山・山山・夕山・雪山・四方(よも)山
や‐ま【矢間】
ヤマ
山 ヤマ
ヤマ
山
山
山
山
山
山
ヤマ
「ヤマ」の例文・使い方・用例・文例
- 公園にミヤマガラスの群居する所がある。
- ヤマダさんは明日飛行機でパリに行きます。
- 当時のヤマンバギャルは今どうしているのか気がかりです。
- この画家はヤマガタのようにもうすぐ有名になりますよ。
- 西表島(いりおもてじま)で死滅したと思われていたイリオモテヤマネコの生息が確認された.
- 釣りに行ってヤマメをたくさん捕まえた.
- ヤマがはずれる
- 王子がヤマアラシに化けること
- 泣き声をあげる、カラス、ミヤマガラスあるいはワタリガラスの特性
- 小型の無害なヨーロッパヤマカガシ
- 旧世界ヤマウズラ
- ヤマウズラ亜科の1属
- 一般的な欧州産のヤマウズラ
- 赤い肢を持つ一般的な西ヨーロッパ産ヤマウズラ
- 米国西部産のヤマウズラ
- カリフォルニア産のヤマウズラ
- ヤマアラシまたはハリネズミの硬くて空洞の保護用の棘
- チドリ目シギ科の標準属:旧世界産ヤマシギ
- 脚の短い長いくちばしを持つ渡り鳥の旧世界ヤマシギ
- アメリカヤマシギ類
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個人投資家が株式投資を行う場合、証券会社を通じて株式売買を行うのが一般的です。証券会社は、株式などの有価証券の売買をはじめ、店頭デリバティブ取引や有価証券の管理を主な業務としています。日本国内の証券会...
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