夜摩天とは? わかりやすく解説

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やま‐てん【夜摩天】

読み方:やまてん

仏語六欲天第三。忉利(とうり)天の上方にあり、天人五欲の楽を受ける。寿命2000年で、その一昼夜人間界200年にあたる。炎天


夜摩天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 12:03 UTC 版)

夜摩天(やまてん、サンスクリット語: yāma、suyāma[1])は、仏教の世界観における欲界六欲天の第3のである[1][2][3]。耶摩天とも記され[2]、焔天[1]、炎天[2][3]、夜摩とも呼ばれる[2]




注釈

  1. ^ 有情とも言い、生きとし生けるもので感情や意識をもつもの[4]
  2. ^ 修羅を除いた5種の領域(五道。五趣とも)とする考え方もある[5]
  3. ^ 下から四大王衆天三十三天・夜摩天・覩史多天楽変化天他化自在天の6種の天より構成される[7]
  4. ^ web版 新纂 浄土宗大辞典によると「サンスクリット語のyāmaには、一日の時間を分割したうちの一分の意味がある」[1]
  5. ^ 仏教でも取り入れられた古代インドの世界観で世界の中心にあるとされる想像上の高山[9]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 夜摩天”. Web版 新纂 浄土宗大辞典. 浄土宗 (2018年3月30日). 2020年12月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 精選版 日本国語大辞典. “夜摩天・耶摩天” (日本語). コトバンク. 2020年12月17日閲覧。
  3. ^ a b c d e f デジタル大辞泉. “夜摩天” (日本語). コトバンク. 2020年12月17日閲覧。
  4. ^ 衆生”. Web版 新纂 浄土宗大辞典. 浄土宗 (2018年3月30日). 2020年12月17日閲覧。
  5. ^ a b 三界”. Web版 新纂 浄土宗大辞典. 浄土宗 (2018年3月30日). 2020年12月17日閲覧。
  6. ^ a b c 三界”. コトバンク. 2020年12月17日閲覧。
  7. ^ 六欲天”. Web版 新纂 浄土宗大辞典. 浄土宗 (2018年3月30日). 2020年12月17日閲覧。
  8. ^ 六欲天”. コトバンク. 2020年12月17日閲覧。
  9. ^ 須弥山”. Web版 新纂 浄土宗大辞典. 浄土宗. 2020年12月18日閲覧。
  10. ^ 教学用語検索>六欲天”. 創価学会. 2020年12月18日閲覧。


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