螺子とは?

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ねじ ねぢ [1] 【〈螺子〉・〈捻子〉・〈捩子〉】

上一段動詞「捩(ね)じる」の連用形から〕
物をしめつけ固定したりするのに使う機械部品円柱側面螺旋(らせん)状に一本あるいは数本の溝を刻んだ雄ねじと,それがちょうどはまるように,円筒状の穴の内面に溝を刻んだ雌ねじとがある。また,円錐側面に溝を刻んだものもある。
時計などのぜんまいを巻く装置。また,そのぜんまい

ら し [1] 【螺子】

ねじ。ねじくぎ


螺子

読み方:ラシrashi

物をしめつけるための螺旋状の溝のあるもの。ぜんまいを巻く装置


螺子

作者立花種久

収載図書不明の時間
出版社パロル舎
刊行年月2002.7


ねじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 06:58 UTC 版)

(螺子 から転送)

ねじ(螺子、捻子、捩子、螺旋、: screw)は、円筒円錐の面に沿って螺旋状の溝を設けた固着具。主として別個の部材の締結に用いられるが、回転運動と直線運動との変換などにも用いられる。ボルトのように外表面にねじ山がある雄ねじ[1]とナットのように内表面にねじ山のある雌ねじ[1]がある。雄ねじと雌ねじの組み合わせで使用されるが、後者がなく木材や薄い金属などの部材に穴を開けながら締結するものもあり木ねじと呼ばれる[1]


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注釈

  1. ^ "bolt"は「矢」や「稲妻」から、"nut"は「硬い木の実」を語源とする。
  2. ^ ホイットワースが55度という半端な数値を選択したのは、当時のイギリス工業界で流通していた多様なねじ山角度のうち、代表的なもの大方を集計した結果の平均値であったことによる。つまり技術的優位性ではなく、規格統一実現を目的に工業界全体の同意を取り付けることを優先した結果の産物であった。55度のねじ山角度は計算上半端なため、ねじ加工を行う工作機械設計の面では不利であり、ウィットウォースねじよりも後発で制定されたアメリカのセラーズねじ以降、角度算出・製図に適した60度ねじ山が一般化した。
  3. ^ 第二次世界大戦中の1943年には、ドイツの潜水艦で精密転造盤が日本に運ばれるほど、当時は高度な技術だった。
  4. ^ 「左ねじ」は動力工具の回転刃の固定、扇風機や模型飛行機の回転翼の固定、船外機のスクリュー・プロペラの固定、レシプロエンジンの左側クランク軸の固定、左側の車輪ホイールなどの固定に使われる場合がある。また、アセチレンや酸素などの可燃性ガスのボンベの口金にも、配管ミスを防ぐために左ねじが使われている。
  5. ^ ピッチが細かなねじは一般にねじ部での締結力が強くなるが、ピッチの粗いねじに比べて多く回転させる必要があり作業性が劣る。
  6. ^ 不完全ねじ部は、JISでは長さに幅を持たせているだけでなく、山や谷の形状についても規定していない。必要ならばねじメーカーとユーザーの間での確認や協議が求められる。
  7. ^ 座面角度が60度[要出典]で小頭の皿小ねじ(JIS規格外)[16]、座面が円弧状になったトランペットねじ(JIS B1125 参照)[17]というものもある。
  8. ^ 超低頭ねじでは、M5で頭部の厚みが1.2mmほど、M3では0.7mmほどしかない。
  9. ^ 工具を使った締結時にズレの少ない「十字穴」や「トルクス」のようなねじの方が、作業性が高く大きなトルクにも対応できるため、「すりわり」を持った頭のねじは減少している。
  10. ^ 「フィリップス形」の名前は、米国のフィリップス・スクリュー社が1933年にJ.P.Thompsonの発明した特許を買い取り発売したことに由来する。
  11. ^ "TORX"(トルクス)と"TROX PLUS"(トルクス・プラス)は、共に米カムカー(Camcar)社(CAMCAR DIVISION OF TEXTRON Fastening System Inc.)の登録商標である。
  12. ^ 携帯ゲーム機の筐体などを締める時に、使われているねじがこれである。
  13. ^ 球状の先端部も持つねじは「作用性向上ねじ」や「傷防止ねじ」と呼ばれ、取り付け時に不用意に取り付け面に先端部が当っても傷を付けないように考慮されている。
  14. ^ コーススレッドは木ねじよりも歯のピッチが粗い他は概ね似た形状である[22]
  15. ^ 戻り止めナットの一種とされる「ナイロンインサート付きプリベリングトルク形六角ナット」には軸直角振動方式ねじ緩み試験では緩み止め効果は無かったとされる。
  16. ^ 一般的なねじの種別の1つとしてのロックナットに加えて、自動車用のホイール用ナットでの盗難防止用のナットもロックナットと呼ばれるため、状況により区別が必要である。
  17. ^ 一般の木ネジより比較的大きい木ねじで、四角コーチねじと六角コーチねじとがある。
  18. ^ 「タッピンねじ」はJISでは、1種から4種までが規定されている。ホームセンター等で容易に入手できるタッピンねじは、1種である。2種と3種は先端が切り落とされて溝が切られており、2種は3種よりねじ山の間隔が広く3種は普通のねじに近くねじ山の間隔が狭い。4種は先端が尖っている。
  19. ^ ここで言う「スペーサー」とは、長ねじなどを通して支柱を構成する金属製などの円筒形の部品である。
  20. ^ 座金の使用目的の1つであるボルトのバネ定数の縮小とは、ボルトが軸方向でバネのように伸びが大きくあると座面やねじ面での初期緩みを吸収してなお軸力を維持する余力が生まれる。バネ定数の縮小のためには、ボルトが長いほうが有利であるが座金を噛ませることで距離が稼げてバネ定数の縮小に繋がる。
  21. ^ 座金の使用目的の1つである漏洩防止とは、ボルト穴が潤滑油の流路になっている場合などで、特殊な座金(ガスケットと呼ばれる場合がある)を使って油の漏洩を防ぐことがある。
  22. ^ 座金で斜面の補正を行うとは、座面が傾いている場合に傾きに合った座金を噛ますことでボルトとナットを軸に直角な面へ適正に締め付けを行うことである。
  23. ^ 熱間圧造では、材料を約1,250℃にまで加熱してから加工を行う。
  24. ^ 転造法による製造は、おねじと比較的小径のめねじに対して用いられ、とくに転造盤によるおねじの生成は、適度な精度での大量生産には欠かすことのできないものとなっている。平ダイス式転造盤と丸ダイス式転造盤では毎分数十本程、プラネタリ式転造盤では毎分千数百本程が転造できる。このように転造は量産に向いているが、ねじ山の大きさやピッチの違いごとに異なるダイス類を用意して保管し、品種の異なる作業ごとに交換するなど、コストと手間が掛かる。
  25. ^ ニッケルクロム鋼(SNC)は、鉄に炭素0.12-0.40%、ニッケル1.0-3.50%、クロム0.20-1.00%を加えたものである。耐食性、耐摩耗性に優れる。
  26. ^ クロムモリブデン鋼(SCM)は、鉄に炭素0.13-0.48%、クロム0.90-1.20%、モリブデン0.15-0.30%を加えたものである。焼き入れ性が良好で、機械的性質に優れる。
  27. ^ ニッケルクロムモリブデン鋼(SNCM)は、鉄に炭素0.12-0.43%、ニッケル0.40-4.50%、クロム0.40-3.50%、モリブデン0.15-0.70%を加えたものである。焼き入れ性が他の鋼種より優れ、引っ張り強さ、粘り強さに優れる。
  28. ^ 製鋼メーカーが作る「冷間圧造用炭素線材」(SWRCH, carbon steel wire rods for cold heading and cold foeging)を元にして伸線メーカーがSWCH材を作ることが一般的である。
  29. ^ リムド鋼は鋳隗を作る時に特別な脱酸素剤を入れないので激しく火花を飛ばしながら固まり、塊の縁にリムが付く。キルド鋼は鋳隗を作る時に脱酸素剤を入れるので鋳込む時もガスを出さずに死んだように静かに注がれる。アルミキルド鋼は脱酸素剤としてアルミを入れるものである。一般にはリムド鋼よりキルド鋼の方が組織が均一となって優れる。
  30. ^ “PEEK”(ピーク)はビクトレックス社の登録商標である[44]
  31. ^ 初期緩みによるトラブルを回避するために、1度ねじを締め付けてからしばらく後に再び締め付け直す「増し締め」と呼ばれる作業を行うことがある。
  32. ^ (社)日本建設業連合会・建築本部・鉄骨専門部会『鉄骨工事Q&A』(2011.7.1)B.工事現場施工 1.建方1-6「アンカーボルトのダブルナットの上ナット締付に規定はあるか?」(2012.9.1)にその回答として、誤った施工方法を記載しており、事例は大型の鉄骨プレハブ住宅など身近に多く見られる。
  33. ^ 偏心テーパ二重ナットには「ハードロックナット」という商品名の製品が存在する。

出典

  1. ^ a b c 意匠分類定義カード(M3) 特許庁
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 田村 2008.
  3. ^ リプチンスキ 2003, p. 125.
  4. ^ a b c 門田 2010, p. 12.
  5. ^ a b 山本 2003, p. 20.
  6. ^ 山本 2003, pp. 21-22.
  7. ^ a b 山本 2003, pp. 22-23.
  8. ^ 門田 2010, pp. 12-13.
  9. ^ 門田 2007, pp. 73-74.
  10. ^ a b c d e f g h i j k l 門田 2009.
  11. ^ 門田 2007, pp. 74-75.
  12. ^ 門田 2007, p. 100.
  13. ^ 門田 2007, pp. 33-35.
  14. ^ 門田監修 2007, p. 111.
  15. ^ 門田 2007, pp. 22-23.
  16. ^ 門田監修 2007, pp. 40-41.
  17. ^ 門田監修 2007, pp. 78-79.
  18. ^ a b 門田 2007, pp. 33-44.
  19. ^ a b 門田 2007, pp. 180-182.
  20. ^ a b 門田監修 2007.
  21. ^ 門田監修 2007, p. 42.
  22. ^ a b 門田監修 2007, p. 82.
  23. ^ 門田 2007, pp. 36-38.
  24. ^ 門田監修 2007, pp. 112-113.
  25. ^ 門田監修 2007, p. 48.
  26. ^ 門田監修 2007, p. 50.
  27. ^ a b 門田 2007.
  28. ^ 門田 2007, p. 44.
  29. ^ タッピンねじ”. 株式会社ツルガ( http://www.tsurugacorp.co.jp/ ). 2016年7月28日閲覧。
  30. ^ a b c 山本 2003, p. 45.
  31. ^ 門田 2007, pp. 49-51.
  32. ^ 山本 2003, p. 46.
  33. ^ 門田監修 2007, pp. 96-97.
  34. ^ 門田 2007, pp. 53-54.
  35. ^ 門田監修 2007, p. 55.
  36. ^ 門田 2007, p. 24.
  37. ^ 門田監修 2007, pp. 46-47.
  38. ^ a b 門田 2007, pp. 101-140.
  39. ^ 門田 2007, pp. 163-164.
  40. ^ 門田監修 2007, p. 47.
  41. ^ 門田 2007, pp. 101-115.
  42. ^ 門田監修 2007, p. 69.
  43. ^ 門田 2007, pp. 161-164.
  44. ^ 門田 2007, p. 163.
  45. ^ 門田 2007, pp. 165-170.
  46. ^ a b 門田監修 2007, pp. 116-117.
  47. ^ 門田 2007, pp. 144-147.
  48. ^ 門田 2007, pp. 80-84.
  49. ^ 門田監修 2007, p. 31.
  50. ^ 山本 2003, pp. 76-84.
  51. ^ 山本 2003, pp. 74-75.
  52. ^ 門田 2007, pp. 85-91.
  53. ^ 山本 2003, p. 75.
  54. ^ 門田 2007, pp. 91-93.
  55. ^ 門田 2007, pp. 174-178.
  56. ^ 山本 2003.
  57. ^ 門田 2007, p. 171.







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