バッチ処理
利用者(225-5)は、フォートラン、コボル、ベーシック、あるいはアルゴルのような一般的なプログラム言語 1や特定の言語でプログラム(225-8)を書くことによって、課題を処理することができる。これらの言語は、データバンク 2を創り出し維持するのに使われるデータベース管理システム 2、調査データ処理プログラム 3、あるいは統計パッケージ 4のような、コンピューターの中央記憶装置(226-2)に保管されるデータ処理プログラム(226-9)を使うために考案されたものである。情報をコンピューターに入力し結果を得るために用いられる方法は、データ処理の方式に応じて異なることがある。バッチ処理 7では、普通の入出力装置は、カード・リーダー 5とライン・プリンター 6である。コンソール 8は、タイム・シェアリング方式 9におけるデータ処理のための普通の入出力装置である。いずれの場合においても、入力装置はコンピューターとは場所的に離れている場合があり、これらの条件の下でのデータ処理は、遠隔の端末装置 10によって達成される。
バッチ処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 08:49 UTC 版)
バッチ処理(バッチしょり、Batch processing)はバッチ単位でおこなわれる処理である。特に以下の2つの意味で用いられる。
- 1 バッチ処理とは
- 2 バッチ処理の概要
バッチ処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:10 UTC 版)
シェルスクリプトを使えば、コマンドラインインタフェースで人手で入力していたコマンド列を自動的に実行でき、一連のコマンドを連続的に実行できる。例えば、あるディレクトリにC言語のソースファイルが3つあるとき、4つのコマンドを人手で入力してビルドする代わりに、次のようなCシェルのスクリプトを作成して、 名称を build としてそのディレクトリに置けば、ビルドを自動実行できる。 #!/bin/cshecho compiling...cc -c foo.ccc -c bar.ccc -c qux.ccc -o myprog foo.o bar.o qux.o echo done. このようなスクリプトを用意しておけば、ユーザーがソースファイルを編集し、その途中で ./build を実行すれば、更新された実行ファイルを生成・評価し、編集に戻ることもできる。ただし1980年代以降、このようなスクリプトは make などの専用ユーティリティに置換されている。
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バッチ処理(コンピュータ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 07:50 UTC 版)
「バッチ処理」の記事における「バッチ処理(コンピュータ)」の解説
データ処理におけるバッチ処理(バッチしょり)は、ひとまとまりのデータを一括して処理する方式である。逐次生み出されるデータを一定期間・一定量集めたものをバッチといい、このバッチ単位で処理をおこなう方式がバッチ処理である。 比較される方式として、逐次生み出されるデータをストリームとして捉え到着したデータを順次扱うストリーム処理がある。データをキューイングせず即時処理するリアルタイム処理とも比較される。 バッチ処理を直列につなぎパイプライン処理をおこなう(パイプラインを構築する)ことがしばしばおこなわれる。 「バッチ (batch)」という言葉は、プログラマがプログラミングをする際、紙にコードを書き、紙テープか80カラム仕様のパンチカードにパンチしていった時代の言葉。カードまたは紙テープはシステムオペレーターに渡され、オペレーターはタスクのスケジューリングをし、コンピュータにカードまたは紙テープを投入していった。スケジューリングされたタスクは直ちにシステムに入れられたのではなく、一緒にまとめて投入されたので(バッチとは、複数の似ているものを1つのグループとして生産、処理すること、または一緒に集めて1つのユニットとして扱うこと。en:Batch processingより)、これらのタスクの集まりを「バッチジョブ」と呼ぶようになった。 バッチジョブは一度設定されると人間の手を煩わせることなく動作する。そのため入力データもスクリプトやコマンド行パラメータを通して予め用意される。この点でユーザーの入力を必要とする対話型プログラムとは対極にある。 バッチジョブは相互対話式の思想に基づく処理の仕組みではないが、IBM の CICS のようなトランザクション処理システムもテクニカルな視点から見ればバッチジョブとして動いている。もっとも、その部分はユーザーから隠れて見えない部分である。 バッチ処理は歴史的にはメインフレームと同義だった。このクラスのコンピュータは非常に高価であるため、上述したような理由でバッチ処理が行われた。また、初期のコンピュータでは端末からの対話的利用はほとんど行われなかった。 MS-DOSのバッチファイルの由来はここから来ている。 NECの情報管理ソフトの中にDataBooster(データブースター)という製品がある。これは通常夜間行われる日次月次のバッチ処理を高速化しようというもので、数十GB単位の大量のメモリーと専用の処理アルゴリズムによって、時間のかかる中間ファイルの生成を行わないところに特徴がある。 システム利用者が少ない・あるいはサービス提供時間外でシステム負荷が低い夜間に実行されるバッチ処理は「夜間バッチ」と呼ばれる。何らかの事情で夜間バッチが事前の想定時刻までに処理を完了できなかった場合は「突き抜け」と呼ばれる場合がある。
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