初期のコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 18:38 UTC 版)
「キャラクタ (コンピュータ)」の記事における「初期のコンピュータ」の解説
初期(1940年代〜1960年代前半)のコンピュータにおける「キャラクタ」について述べる。 初期のコンピュータでは、入出力媒体として、コンピュータ以前から存在していた情報処理機械であるタビュレーティングマシン用のパンチカードや、テレタイプ電信網(テレックス)用の紙テープが使用されていた。そのため、それらにおける1カラム、または1列の5ビット〜7ビットのコードが1文字(1字)だった。 また、System/360より前のコンピュータは、使用する分野ごとに設計が違うのが通常で、主に科学技術計算用と事務処理用に分かれていた。それぞれの典型的な設計を示すと、科学技術計算用は40ビット前後のワード長で、ワードアドレッシングで、ワード単位の演算を得意とするワードマシンだった。これに対し、事務処理用は字(前述の紙テープなどの1文字)単位のアドレッシングか、4字あるいは6字を1ワードとしたワードアドレッシングで、字単位の処理を得意とするキャラクタマシンだった。 System/360により、バイトマシンが標準となった。
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初期のコンピュータ
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「アドレッシングモード」の記事における「初期のコンピュータ」の解説
EDSACなどは、主記憶装置の容量が小さいため、アドレス指定は全て直接であった(命令内にアドレスが書かれていた)。しかし、これでは配列の各要素に同じ演算をするようなループをコーディングすることが困難である。というのは、ループにしたとき毎回違う配列要素にアクセスするには命令を書き換えなければならなかったからである(実際、命令を書き換えてループさせていた)。これに対してManchester Mark Iではインデックスレジスタを実装して命令を書き換えなくても済むようにした。 別の解決方法として、次の命令のオペランドを修飾する命令を持ったマシンも存在した。エリオット・ブラザーズの Elliott 503 や Elliott 803、アポロ誘導コンピュータなどは絶対アドレッシングしか持たず、インデックスレジスタも持っていなかった。従って間接アドレッシングによる分岐やレジスタを使った分岐は命令セットに存在しない。その代わりとして「指定したメモリワードの内容を次の命令に加える」という命令がある。例えば次の命令が JUMP 0 だった場合、メモリから読み込んだ値が 20 だったとすると JUMP 20 に書き換えられる。これによってインデックス付きの分岐命令と同等の効果を得る。なお、命令は実行時に更新されるのであって、メモリ上の内容は書き換えられない。したがってこれは自己書き換えコードではない。指定したメモリ位置の内容が大きい場合、オペランド(アドレス)だけでなく命令コードまで変更することができる。
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初期のコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 07:16 UTC 版)
PDP-11などの初期のコンピュータでは、プログラマはマシンコードで提供されるプログラムをRAMにロードしていた。プログラムの動作はLEDの点灯や、磁気テープ、印刷デバイス、またはストレージから得られる出力によって監視できた。
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