じき‐テープ【磁気テープ】
磁気テープ
【英】magnetic tape
磁気テープとは、テープ状の物体に磁性体が施されている記憶媒体のことである。
テープに対して磁気ヘッドを近づけ、磁性体の向き(磁化状態)を変えることによってデータの読み書きや消去を行う方式をとる。
磁気テープは、オーディオ向け、コンピュータ向けなど、幅広い分野で需要があるが、磁気ディスクや光磁気ディスクなどの浸透により一時のような需要のピークは過ぎている。磁気テープでは、構造上ランダムアクセスは不可能で、読み書きのスピードも速くないが、容量あたりの価格が安いこともあり、サーバーに格納されているデータのバックアップや長期保存などのために用いられることが多い。
磁気テープ
磁気テープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 15:06 UTC 版)
磁気テープ(じきテープ)とは、粉末状の磁性体をテープ状のフィルムにバインダー(接着剤)で塗布または蒸着した記録媒体で、磁化の変化により情報を記録・再生する磁気記録メディアの一分類である。
- ^ 例として日本の特許法(昭34法121)第27条。
- ^ a b NC特集2 - 磁気テープ、まさかの復権:ITpro
- ^ 磁気テープなぜ復活? 生産量3年連続プラスに - 日本経済新聞
- ^ a b “磁気テープ「復権」で新技術 富士フイルム、ソニーが大容量化を加速”. サンケイビズ. (2014年5月6日) 2014年5月6日閲覧。
- ^ 大容量磁気テープの実用化技術 「4K」映像で富士フイルム実証
- ^ LTOテープ
- ^ 富士フイルムが新しい磁気テープ技術を開発、1巻で580TBが可能に 日経クロステック(xTECH)
- ^ なぜ?“磁気テープ”が復活
- ^ なぜ?“磁気テープ”が復活
- 1 磁気テープとは
- 2 磁気テープの概要
- 3 概説
- 4 製造方法
- 5 脚注
- 6 外部リンク
磁気テープ(コンピュータ用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:01 UTC 版)
「バックアップ」の記事における「磁気テープ(コンピュータ用)」の解説
ランダムアクセスができないため、細かいデータのバックアップには向かないが、容量が大きいのでシステム全体のバックアップに向く。定期クリーニングなどのメンテナンスが必要。記録装置(テープドライブ)が非常に高価であるため、個人向けではない。
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磁気テープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:37 UTC 版)
BETACAM-SX、Digital BETACAM - ソニーの業務用ビデオシステムであり、ベータマックスの技術に基づいた業務用アナログ記録方式BETACAMを元にデジタル化している。HDCAM - Digital BETACAMをベースにハイビジョンに拡張した業務用ビデオ規格。 D1、D2、D3、D5、Digital-S - SMPTE の放送用デジタルビデオ標準。 DV、MiniDV - 1995年から2005年頃まで、ビデオテープによる家庭用カムコーダで多く採用されていた。HDV - DV規格のカセットテープにMPEG-2形式でハイビジョン映像を記録する。2003年から2008年頃のカムコーダで採用されていた。 DVCAM、DVCPRO - 放送局で使われている。DVと互換性があり信頼性がDVよりも高められている。DVCPROはDVCPRO HDとしてハイビジョンへの拡張も行われた。 Digital8 - 8ミリビデオ互換カセットテープにDV形式で記録する。 MICROMV - 非常に小型のカセットテープでMPEG-2形式で記録する。 D-VHS - S-VHSと同じ構造のカセットテープにMPEG-2形式で記録する。
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磁気テープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 04:42 UTC 版)
大容量のデータを安価に記録出来、かつ耐久性に優れているがランダムアクセスは出来ないため、大量の情報を記録する必要があるが頻繁には利用されない場合(企業における情報のバックアップなど)に用いられる。
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磁気テープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 07:10 UTC 版)
「従業員スケジューリングソフトウェア」の記事における「磁気テープ」の解説
1960年代に、パンチカードは、データを磁気テープで保存するための主要な手段として徐々に置き換えられ、より優れた、より高性能なコンピューターが利用できるようになりました。 Mohawk Data Sciencesは1965年に磁気テープエンコーダーを発表しました。これはキーパンチの代替品として販売され、ある程度成功しましたが、低コストの磁気ディスクストレージと組み合わせた1980年代半ばまで、データ入力とプログラミングにはパンチカードが一般的に使用されていました。安価なミニコンピューター上の手頃な価格のインタラクティブ端末は、この役割でもパンチカードを時代遅れにしました。 ただし、それらの影響は、多くの標準的な規則やファイル形式を通じて存続します。
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「磁気テープ」の例文・使い方・用例・文例
- 磁気テープで、データを移行し。
- 磁気テープ.
- 磁気テープからデータを得る
- 録音に用いられる磁気テープ
- 音またはビデオを記録するか、再生するために使われる磁気テープを保持する容器
- 磁気テープの入ったカセット
- クレジットカードまたはデビットカードにつけられた磁気テープの短い細長い切れ
- (紙、フィルム、磁気テープなどのような)2つのものが継がれた場所
- 紙、フィルム、磁気テープの2片をつなぐための機械装置
- 磁気テープ上になされた記録媒体
- 磁気テープが入ったカートリッジ
- (アンプやスピーカーなしで)磁気テープを作成あるいは再生する電子装置
- テープの再生/録音装置の読取り/書込みヘッドに交差するよう磁気テープを運ぶメカニズム
- 磁気テープを再生するための電子装置
- 磁気テープを使用する磁気レコーダ
- テレビ番組を録画(そして再生)する磁気テープ録画機
- 映像とそれに伴う音声を記録するのに使われる、比較的幅の広い磁気テープ
- 磁気テープ上になされたビデオ記録媒体
- コンピュータ・メモリ、磁気テープ、あるいはディスクに情報を格納するプロセス
- テレビカメラで捉えた画像をフィルムや磁気テープに記録すること
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