光磁気ディスク
【英】MO, Magneto-Optical disk
光磁気ディスクとは、データの書き込みが可能な光ディスク記憶装置のことである。データの書き込み時には磁気を利用しているため、光磁気ディスクと呼ばれる。
MOと呼ばれることもある。ディスクのサイズには5インチと3.5インチがあり、ほこりや傷を避けるためにカートリッジに収められている。
記憶容量は5インチで600MB~1.2GB、3.5インチで128MB/230MB/540MB/640MB、あるいは1.3GB/2.3GBのデータが記録できる。
データの読み出しは光学的に行うが、データの書き込みは記録面の表面をレーザーで加熱し、冷えて固まる前に、磁気ヘッドで表面の磁界を固定することで行う。ダイレクトオーバーライト方式を採用したものは、さらに書き込みが速い。
表面を再加熱したり、極端に強い磁場の影響を受けたりしなければデータに影響はなく、普通の磁気媒体より長寿命だと言われている。
光磁気ディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 15:02 UTC 版)
光磁気ディスク(ひかりじきディスク、magneto-optical disk 〈discとも表記される〉)とは、赤色レーザー光と磁場を用いて磁気記録および再生を行う電子記録媒体の1つである。1980年代から1990年代前半に磁気テープに代わる映像記録媒体として研究開発が行われ、アナログあるいはデジタル記録媒体として実用化された。
注釈
出典
- ^ “3.5-inch magneto-optical disc (1991 – 2000s)” (英語). Museum of Obsolete Media (2014年4月4日). 2019年2月20日閲覧。
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- ^ “Sony ProMedia”. ソニー. 2021年2月13日閲覧。
- ^ Sony Promedia - ウェイバックマシン(2015年7月4日アーカイブ分)Sony Promedia - ウェイバックマシン(2020年7月27日アーカイブ分)
- 1 光磁気ディスクとは
- 2 光磁気ディスクの概要
- 3 普及と衰退
- 4 生産・販売の停止
- 5 脚注
光磁気ディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 23:26 UTC 版)
は、強磁性の表面の磁場の形で情報を記憶するストレージである。読み取りは光学的に行い、書き込みは磁気と光学を組み合わせて行う。光磁気ディスクは不揮発性で、シーケンシャルアクセス式で、書き込みは低速だが、読み取りは比較的高速である。三次記憶装置またはオフラインストレージとして使用する。
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光磁気ディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:01 UTC 版)
現在は光ディスクなどに取って代わられているが、信頼性・長期保管性能から未だに使用されることがある。
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光磁気ディスク
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MOディスク ミニディスク (MD) - 再生専用のディスクはCDと同様の構造を持つ光ディスク。
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光磁気ディスク (MO)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 04:42 UTC 版)
「電子媒体」の記事における「光磁気ディスク (MO)」の解説
FDと同じような使い勝手でPC上のファイルを保存するのに用いる。
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光磁気ディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 04:42 UTC 版)
カートリッジに収められており、磁気や紫外線の影響も受けにくく、他のどの媒体よりも耐久性があるとされるが、ドライブにプリズムを使用している関係上、埃の多い場所(喫煙者の居るオフィスも含む)でドライブを使用し続けると、ドライブの故障に陥りやすい。
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光磁気ディスク(MO)
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「データの完全消去」の記事における「光磁気ディスク(MO)」の解説
光磁気ディスク(MO)については、OSのファイルシステム経由で上書きが可能である。消去の完全性(部分、処理、残留情報不存在)について十分検証されていない。
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光磁気ディスク
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磁気ディスクと似たものに光磁気ディスクがある。光磁気ディスクは記録の読み書きに磁気だけでなくレーザー光による加熱を用いる。 詳細は「光磁気ディスク」を参照
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光磁気ディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 15:30 UTC 版)
詳細は「光磁気ディスク」を参照 MOディスクをはじめとする光磁気ディスクは光を使って読み出す部分は光ディスクと共通だが、磁気を使って記録する点で異なる。音楽用途で使われるミニディスク(MD)は光磁気タイプの録音用ディスクが主に流通しているが、盤面の一部若しくは全部が再生専用の光ディスクとなっているものも存在する。
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