磁気ヘッド
【英】magnetic head
磁気ヘッドとは、磁気ディスクや磁気テープなどの記憶装置において、磁界を発生させてデータの読み書きを行う機構のことである。
ハードディスクドライブやフロッピーディスクドライブなどのような、磁気ディスク型の記憶装置では、磁気ヘッドはアクセスアームと呼ばれる部品によって本体と接続されている。ディスク上のトラックのうち、データを読み書きする目的のトラックまで移動する時間は、シークタイムと呼ばれる。
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磁気ヘッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 04:57 UTC 版)
磁気ヘッドはプラッタと呼ばれる円盤の面に対し1面に対し1本のアームが張り出し、1個の磁気ヘッドが置かれている。このアームの稼働は、ボイスコイルと呼ばれるモーターで直接的に駆動する。他にアームを油圧で移動させるものもあった。 磁気ディスクパック上の1面は磁気ディスク上の位置を知ったり、回転速度を知るためのコントロール面になっている。 磁気ヘッドは全数一括して動くため、全ヘッドがディスク媒体の同一半径上のトラックを記録再生することになる。この複数トラックをまとめてシリンダと称した。そのため、ディスク上の領域を物理的に参照する際にはシリンダ - ヘッド - セクタ (C-H-S) の3階層で管理する習慣ができ、これは固定ディスク(ハードディスク)時代になっても長らく踏襲された。
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