ジャパニーズウイスキー
日本でつくられているウイスキーの総称で、世界の5大ウイスキーの一つです。 スコッチウイスキーと似たタイプですが、ピートによるスモーキーフレーバーは抑えられ味わいはソフト。樽による熟成香がおだやかで風味のバランスがよく、コクがあるので水割りなどにしても香味の調和が失われないのが特徴です。 日本の『酒税法』による定義(第3条9号イ、ロ、ハによる)は以下のとおりです。 【定 義】 日本の『酒税法』による定義( 第3条9号イ、ロ、ハによる)
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ジャパニーズ・ウイスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/16 17:39 UTC 版)
ジャパニーズ・ウイスキー(英語: Japanese whisky)とは、日本で生産されるウイスキーである。
- 1 ジャパニーズ・ウイスキーとは
- 2 ジャパニーズ・ウイスキーの概要
ジャパニーズ・ウイスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 00:51 UTC 版)
「ウイスキー」の記事における「ジャパニーズ・ウイスキー」の解説
詳細は「ジャパニーズ・ウイスキー」を参照 日本産。1918年よりスコットランドに留学した竹鶴政孝によってスコッチ・ウイスキーの伝統的製法が持ち帰られたことが端緒である。竹鶴は壽屋(現:サントリーホールディングス)に在籍し、1923年開設の山崎蒸溜所の初代所長となり、のちにニッカウヰスキーを創業した人物である。 当初竹鶴の目指した本格的なウイスキー(サントリーホワイト)は高価格に加え、ピート(泥炭)の香りの効いたスコッチ直系の重厚な風味が逆に敬遠されて、当時の日本人の嗜好には合わず、庶民が好むものは、トリスをはじめとした安価で(本場のウィスキーから見れば)あまり質の良くないウイスキーであった。竹鶴の目指した本格的なスコッチ・ウイスキーが、広く庶民にも好まれるようになったのは、戦後の高度成長期以降である。 サントリーとニッカの両社は独自の発展を遂げ、技術も向上し21世紀初頭には国際的な品評会で高い評価を収めることが増えている。 日本のウイスキーは当初、本格的な高級品と安価な粗悪品に二極化していたが、酒税法の改正や醸造技術の向上により、長期熟成や製法を工夫した高級品、ブレンドを工夫することで飲みやすく仕上げた普及品、バルクウィスキーなどを利用した低価格品が出揃っている。 高価格帯ではサントリー(ローヤルなど)とニッカ(竹鶴など)が技術力を活かし多彩な製品を製造している。またマルスモルテージ越百、シングルモルトあかし、イチローズモルト、長濱ニューメイクなど中小企業の少量生産品も流通している。 中価格帯ではサントリー(サントリーオールドなど)とニッカ(スーパーニッカなど)が生産規模を活かし安定した品質の製品を供給している。 低価格帯ではサントリーとニッカが過去から製造している廉価品の品質を向上させた製品を大量供給しており、個人消費者向けの他に業務用としても供給されている。中小企業では輸入したバルクウイスキーを使用して価格を抑えた自社ブレンド品を供給している。このほかにも7&iグループやトップバリュなどがプライベートブランド(PB)商品を流通させている。これらは大量に買い付けることで価格を抑えたOEM品が多い。 2020年4月以降、業界団体である日本洋酒酒造組合が「ジャパニーズ・ウイスキー」の自主基準を制定し、日本国内で蒸留・貯蔵されたもののみを「ジャパニーズ・ウイスキー」と表示させることを決めた。これに前後して、日本国内で調合されながらも、国内外の原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーについては「ワールドブレンデッドウイスキー」などのジャンル名で呼び分けられている。
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